悠加
ねぇ…私の能力ってなんなの?

悠加
それは…人を殺せてしまうものなの?

ジャック博士
…。

ジャック博士
悠加…お前の能力は、人を殺そうと思えば殺せる…

悠加
!

悠加
そ、そんな…

悠加
わ、私は…人を殺すために作られたの?

ジャック博士
あぁ…

悠加
…。

悠加
そんな…私は…

悠加
生まれてこなかった方が良かったじゃない…。

ジャック博士
悠加たしかに、ハロルドはお前が化け物のように暴れまわる姿を期待している…。

ジャック博士
けどな…俺は悠加が人を殺すのはみたくない…

悠加
…。

ジャック博士
それに何より悠加…俺はお前が悲しんだり苦しむ姿を見たくないんだ…

ジャック博士
だから、能力について今まで話さなかったんだよ…。

悠加
…。

悠加
黙っていても能力が消えるわけじゃないのに?!

悠加
どうして教えてくれなかったの!!

ジャック博士
すまない…

ジャック博士
悠加、確かにお前の能力は人を殺せる。

ジャック博士
しかし殺せるだけじゃなく救うこともできるんだよ。

悠加
え…?

ジャック博士
お前の能力は…

ジャック博士
お前が望むこと全て叶う能力だ。

悠加
そ、それなら私の能力を消してと思えば私は普通の人間になれるの…?

ジャック博士
それは…今の悠加には難しいと思う…

悠加
どうして??

ジャック博士
能力というのをスキルだと思ってくれ。

ジャック博士
スキルを発動させる時にはそれ相当の力、思い、コントロールが必要になる。

ジャック博士
悠加の今の段階だと力とコントロールが足りていない状況だ。

悠加
だから、その願いは難しい…ってこと?

ジャック博士
あぁ…

ジャック博士
少しずつレベルを上げていけば悠加の力は世界から争いを消すこともできる。

悠加
!

悠加
そ、そんなことまで…

悠加
レベルを上げるって具体的にどうすればいいの??

ジャック博士
少しずつスキルを使っていけば可能だと思う。

ジャック博士
そうだな…まずは簡単なものから。

そういうとお父さんは自分の胸ポケットにしまっていたナイフを自分の足に刺した…。
悠加
え?!

悠加
お、お父さん!?

ジャック博士
ゔ…

悠加
な、なにしてるの?!

悠加
ち、血が…

ジャック博士
悠加…この傷を治してみてくれ…

悠加
む、無理よ!!

悠加
それより早く人を呼ばないと!!

ジャック博士
大丈夫。

ジャック博士
お前ならできる。

ジャック博士
治したいと願いながら、触れてみてくれ…

悠加
…。

私は傷を直したいとおもいながらお父さんの傷口に手をかざした…。
すると、私の手が薄い黄緑色に光お父さんの傷口がみるみるうちに治っていった。
悠加
!

ジャック博士
悠加ならできると思っていたよ。

ジャック博士
よかったぁー

悠加
え…?

ジャック博士
俺悠加に嫌われてなかったんだな^^

ジャック博士
能力のこと黙ってたから嫌われてるかなぁとか思っててさ…

ジャック博士
そしたら治したいとか思わないんじゃないかと思ったけど、

ジャック博士
そんな心配いらなかった…な?

悠加
…。

ジャック博士
いやぁ…最初だから簡単なのって言ったけどなかなか思いつかなくってレベル高すぎたけど思いが強かったのかな?

ジャック博士
よく治したものだ!

悠加
…。

ジャック博士
あー

ジャック博士
悠加?

悠加
お父さん…

ジャック博士
は、はい

悠加
なんで自分傷つけたの!!!

悠加
バッカじゃないの!!

ジャック博士
え?!

悠加
しかもなんの説明もなしにさして!!

悠加
ほんとおバカ!!

悠加
頭ポンポンしたらなんでも許されると思ってるでしょ!!

ジャック博士
わ、悪かったって…

ジャック博士
けどほら!

ジャック博士
ちゃんと治ってる!

ジャック博士
傷跡すらない!

悠加
それは成功したからよかったけど、

悠加
成功しなかったらどうするつもりだったの!!!

ジャック博士
もしそうなった時は研究所の医師にたのむし平気だよ?

悠加
だめ!

悠加
傷跡残るでしょう!?

ジャック博士
いや、俺男だから別に傷跡とかどうでもいいよ?

ジャック博士
それにおっさんだから…誰もみないって!

悠加
そういう問題じゃない!!

悠加
それに、お父さんおっさんって言うけど歳まだ20代でしょ…

ジャック博士
俺は30代だ!

悠加
20代でも30代でもまだまだ若いじゃない!!

ジャック博士
わかくねぇー!

悠加
わかい!

ジャック博士
わかくねぇ!

悠加
わかい!

ジャック博士
…。

悠加
…。

ジャック博士
ふっ

悠加
ふふ

ジャック博士
俺たち何喧嘩してんだろうな^^

悠加
もぉお父さんがいけないんだからね!

悠加
今度から自分の命は大切にしてください!

ジャック博士
はいはい。わかりましたよー

悠加
(わかってないなこれは…)

悠加
はぁーなら今度私もお父さんみたいにやってみようかなぁー

悠加
自分の回復スキルどれくらいかみたいし!

ジャック博士
!

ジャック博士
おいそれはやめろよ!?

悠加
嘘よ!

悠加
今お父さんが思ってる気持ちが今私がお父さんに伝えたい気持ち…

悠加
だから、もう傷つけてスキルレベルを上げようとしないで…ね?

ジャック博士
あぁ

ジャック博士
悪かったよ…

ジャック博士
つぎからは他の方法にしよう^^

この日から私はお父さんとスキルのレベルを上げるため色々なことをした。
ジャック博士
だいぶスキルをマスターしてきたな

悠加
うん!

悠加
自分の回復スキルはまだ練習できてないけどねぇー

ジャック博士
それは訓練のしようがないからなぁー

悠加
私に傷できるのそんなに嫌なの?

ジャック博士
嫌だ。悠加が傷つく姿はみたくない…

悠加
ふふ

ジャック博士
なんでニヤついてるんだぁー

ジャック博士
まったく父さんをからかって…

ジャック博士
それを言うなら他人の回復スキルもまだだろ??

悠加
そ、それはいらないよ!!

ジャック博士
はは

ジャック博士
これでおあいこだ^^

悠加
むぅ…

この時私は回復スキルをマスターしていないことを一生後悔するなんて思ってもみなかった…。