テラーノベル
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がちゃり と
扉がしまった音がした
きっと
俺を置いて
下2人を病院に連れてったんだろうな
俺の事なんか
一切見ずに
pr
みんながいったなら
おれはすることがある
11才でも。ね
散らかったリビング。
pr
pr
お兄ちゃんたちが、
帰ってきた時、
疲れてるだろうから
お茶、用意して、
エアコンつけて、
皿洗い、洗濯物干もして。
最後に、みんなの布団をひいて、
もちろん、俺以外の。
pr
pr
pr
pr
pr
午後17時。
11才。いつものように
お買い物に行きます.
"11才"が.
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コメント
3件
うーん、このエピソード、胸が締め付けられました。冒頭の「がちゃり」という音で、主人公が家族に置き去りにされた瞬間が一発で伝わってくる。11歳で家事を全部こなして、冷蔵庫が空っぽなのに「おなかすいた」と呟くシーンが特に辛い。それでも「俺以外の」布団を敷くという一文に、彼がどれだけ自分を後回しにして生きてきたかが滲んでる。年齢の不釣り合いな責任感と、孤独な日常の描写が静かに刺さります。続きが気になる。