キレイだね
第二話
はぁはぁ
美嶺
僕は息を荒くしながらそう呟いた
もう皆の靴で下駄箱が埋まっている
きっと遅れたのは僕だけだ、
美嶺
ポンッ
誰かが後ろから僕の肩に、手を置いた。
美嶺
バッ
僕は思い切って後ろを振り返った
美嶺
悠磨
そこに居たのは、幼なじみの悠磨だった
美嶺
美嶺
悠磨
美嶺
悠磨
悠磨
悠磨
美嶺
美嶺
悠磨
美嶺
ドクンッ!
急に内臓が押し潰されるような痛みが、 全身を走った
美嶺
悠磨
悠磨
悠磨
美嶺
急な呼吸困難と全身を走る痛みに、 僕は頭が追いつかなかった
美嶺
悠磨
悠磨
美嶺
なんでだ?呼吸が上手く出来ない、
悠磨
悠磨
美嶺
悠磨
美嶺
なんでだよっ!毒の効かない体質じゃ無いのか?!
確かに今日は毒を盛られた。 でも、父さんの遺伝子でどうにかなるんじゃ無いのか、?
きっと同じ毒な筈なのに、
今日はダメなのか、?
美嶺
悠磨
悠磨はそういうと、僕に顔を近づけてきた。
すると
コツン
美嶺
美嶺
悠磨
悠磨
美嶺
悠磨
・・・・
は?
こいつ、今、「好き」って、
悠磨
美嶺
あ、こいつ口滑らしたな?
てか、そんな事より、
悠磨
悠磨
美嶺
まだ少し苦しいけど、確かに治った。
あれは、何だったんだ?
悠磨
美嶺
美嶺
悠磨
悠磨
悠磨
美嶺
悠磨
悠磨
美嶺
悠磨
悠磨
悠磨
僕は、予想外の悠磨の発言に、少し驚いた。
美嶺
美嶺
美嶺
悠磨
悠磨
美嶺
悠磨
美嶺
美嶺
悠磨
悠磨は、僕の近くに身を乗り出した。
美嶺
改めてこう聞かれると、恥ずかしいな、
美嶺
美嶺
好きだったんだ
悠磨
悠磨
美嶺
悠磨
悠磨
美嶺
悠磨
美嶺
俺も、ここまで喜んで貰えると思ってはいなくて、少し気恥ずかしくなった
悠磨
美嶺
美嶺
悠磨
悠磨は、少し不安そうだった顔を、一気に明るい笑顔へと変換した
そして
悠磨
悠磨
美嶺
美嶺
悠磨
悠磨
美嶺
悠磨
美嶺
悠磨
美嶺
悠磨
悠磨
悠磨
こいつ、急すぎね?
普通の場合、そういうのは愛情を深めてからするもんだろ?!
美嶺
美嶺
なに言っちゃってんだよ俺!本能に逆らえなかったのか?!
悠磨
美嶺
二人が顔を近づけた次の瞬間
先生
先生
悠磨・美嶺
先生
先生
先生
悠磨
美嶺
僕を救ってくれるのは、 こいつしか居ないと、そう悟ったのは この時からだった。
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