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殺戮のトリガー〈罪にナイフを突きつけて〉

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殺戮のトリガー〈罪にナイフを突きつけて〉

2 - 殺戮のトリガー〈二話〉毒をも制す愛

♥

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2022年08月04日

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キレイだね

第二話

はぁはぁ

美嶺

間に合った、、、

僕は息を荒くしながらそう呟いた

もう皆の靴で下駄箱が埋まっている

きっと遅れたのは僕だけだ、

美嶺

早く行かないと怒られ──────

ポンッ

誰かが後ろから僕の肩に、手を置いた。

美嶺

(まずい、きっと先生だ、、)

バッ

僕は思い切って後ろを振り返った

美嶺

悠磨

おはよ

そこに居たのは、幼なじみの悠磨だった

美嶺

はぁぁ、

美嶺

ビックリさせんなよ…

悠磨

え、?ご、ごめん!
別に驚かす気はなかったんだけど、、

美嶺

先生かと思っただろ。

悠磨

あぁ、そういう事か…
別に先生に会ったって、なんか言い訳すれば良いのに、

悠磨

美嶺なら簡単な事でしょ?

悠磨

何時もやってるんだから

美嶺

はぁ?

美嶺

僕はそんな事しないから。

悠磨

してる癖に〜。。

美嶺

だからしてn…

ドクンッ!

急に内臓が押し潰されるような痛みが、 全身を走った

美嶺

ッッッ?!

悠磨

?!

悠磨

ど、どうしたの?!

悠磨

呼吸が可笑しいよ?!

美嶺

はぁ、はぁ

急な呼吸困難と全身を走る痛みに、 僕は頭が追いつかなかった

美嶺

ハァ、はぁ、

悠磨

美嶺、!

悠磨

なんか顔赤いよ?!

美嶺

はぁはぁ、はぁ

なんでだ?呼吸が上手く出来ない、

悠磨

息切れもしてるし、

悠磨

大丈夫?

美嶺

はぁ、だ、大丈夫だか、ら、

悠磨

本当に?すぐ保健室に行こうよ、!

美嶺

平気だ、し…ハァハァ

なんでだよっ!毒の効かない体質じゃ無いのか?!

確かに今日は毒を盛られた。 でも、父さんの遺伝子でどうにかなるんじゃ無いのか、?

きっと同じ毒な筈なのに、

今日はダメなのか、?

美嶺

はぁ、はぁ…

悠磨

本当に大丈夫?!

悠磨はそういうと、僕に顔を近づけてきた。

すると

コツン

美嶺

?!

美嶺

(こいつ、何やってんだ?!
急に額をくっ付けてきて、)

悠磨

熱が凄いよッ!

悠磨

は、早く保健室ッ!

美嶺

ほんとにだ、大丈夫だからさ…

悠磨

大丈夫な訳無いでしょ?!
好きな人がこんな風になってて、放っとくとか有り得ないよ!

・・・・

は?

こいつ、今、「好き」って、

悠磨

あっ、///

美嶺

えっ?//

あ、こいつ口滑らしたな?

てか、そんな事より、

悠磨

え、え、えぇーと、

悠磨

そ、そんな事より、
呼吸荒いの治った?よね、?

美嶺

ふぅ、う、うん。

まだ少し苦しいけど、確かに治った。

あれは、何だったんだ?

悠磨

はぁ〜〜〜〜〜、、

美嶺

ど、どうしたんだよ、
そんな溜息ついて

美嶺

人が命の危険にさらされて、生還したというのに、、僕に死んで欲しかったか?

悠磨

そんな訳無いでしょ?!

悠磨

俺はお前が大切なんだから、

悠磨

でもさ、

美嶺

でも、なんだよ、?

悠磨

だって、俺、言っちゃったじゃん、

悠磨

「好き」って、//

美嶺

言ったけど、、

悠磨

は、恥ずかしくないの?!

悠磨

てか、男同士だよ?!

悠磨

気持ち悪いとか思わないの?!

僕は、予想外の悠磨の発言に、少し驚いた。

美嶺

え?

美嶺

別に、僕も好きだし、、

美嶺

気持ち悪いと思ったことないよ?

悠磨

え?

悠磨

ええええ?

美嶺

どうしたんだよ、

悠磨

俺の事、美嶺は好きなの?

美嶺

うん。

美嶺

きゅ、急になんだよ?笑

悠磨

それは、恋愛対象として?

悠磨は、僕の近くに身を乗り出した。

美嶺

///

改めてこう聞かれると、恥ずかしいな、

美嶺

あ、あったりまえだろ?!///

美嶺

僕はずっとお前の事が

好きだったんだ

悠磨

、?

悠磨

ほ、本当?

美嶺

う、うん…///

悠磨

や、

悠磨

やった〜〜!!!!!!!!!

美嶺

うるさッ!

悠磨

だ、だって、すっごい、嬉しかったんだもん!

美嶺

そ、そうかよ///

俺も、ここまで喜んで貰えると思ってはいなくて、少し気恥ずかしくなった

悠磨

じゃ、じゃあ、付き合っても良いんだよね?!

美嶺

!!

美嶺

良いけど//

悠磨

✧*。✧*。!!!

悠磨は、少し不安そうだった顔を、一気に明るい笑顔へと変換した

そして

悠磨

で、では改めてまして、///

悠磨

俺と、付き合って下さい!

美嶺

美嶺

宜しくお願いします!

悠磨

悠磨

うぁぁ、宜しくお願いしますぅぅ泣

美嶺

わわっ、な、なんで泣くんだよ、///

悠磨

う、嬉しくって、、つい、

美嶺

はぁ、俺も、

悠磨

美嶺

俺も今、すっごく嬉しい。//

悠磨

ニコッ

悠磨

良かった!

悠磨

じゃあ、き、キス、しない?///

こいつ、急すぎね?

普通の場合、そういうのは愛情を深めてからするもんだろ?!

美嶺

え?///

美嶺

い、良いけど、、

なに言っちゃってんだよ俺!本能に逆らえなかったのか?!

悠磨

よし!それじゃあ、///

美嶺

(ドキドキ…)///

二人が顔を近づけた次の瞬間

先生

もうっ!

先生

あなたたち!

悠磨・美嶺

ビクッ!///

先生

いい雰囲気のところ悪いけど、

先生

こんなに時間が過ぎてるのよ?!

先生

早く職員室来なさい!

悠磨

は、はぁい、、(見られてたのかよ///)

美嶺

すっ、すみませんでした、、(もぅ良いムードだったのに///)

僕を救ってくれるのは、 こいつしか居ないと、そう悟ったのは この時からだった。

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