人狼ゲーム【一話】

皆さん、こんにちわ。

ここは、どこなの？
なんなの？この部屋。

早くこっから出せよ！

海斗？あかりも。
クラスの優奈さんまで。
どうして？

落ち着いて下さい。
皆さんは、これから、
死んでもらいます！
ちょっとの事ですから。
安心して下さい。

すみません。
説明がまだでしたね。
この部屋は、
誰かが嘘をついている。
嘘をついた人に関係する
人達を集めて、ゲームをする
ただそれだけです。
時間が過ぎたら、紙に書いて
もらいます。
面白そうでしょ？

お兄ちゃん怪しい😒

やだけど、
お兄ちゃん、
やらかしてるでしょ？

なんで。
家族が。どうして？
私達、悪い事してない
じゃない！
優奈さんが怪しくない
ですか？

皆さん、落ち着いて！
まだゲームは、始まって
ないですよ？

実は、わたくし、
昔、人狼ゲームで、
残った1人です。
ルールが、あります。
疑うのは、いいが、
殴ったり、
蹴ったりしたら、
即、死にます！
すぐに死にたくない
ですよね？ですよね？

落ち着い……

落ち着かないに決まってる
でしょ？貴方は、馬鹿なの？

……

ここの人達は、
酷いですね。
追加ルールでも
つけましょうか？

死にたくないよ😢

あかり、怖いね。
あかりを死なせる訳に
いかない。

早くして、
彼氏とデートなんですけど？

……

気をつけて下さい。
それは、暴力を振るったら
音が鳴ります。
そして、支配人達が、
その首吊りの場所まで、
案内されます。
これで、楽に死ねるのです。
私の親は、その首吊りで、
亡くなったのです。

それは、楽しかった。

良くないに決まってる
でしょ！
本当は、悲しかったです。
親は、悪くないのに。
殺されたんですから。

……

ではゲームスタート。