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東卍No.3は○○の彼女　～不良少女も恋したい！～

第9話 - 兄の喧嘩

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2023年04月08日

#東京リベンジャーズ

#とうりべ夢小説

#とうりべ

#恋愛

#二次創作

#青春恋愛

花梨

紗羅

ただいま。

祖父

おぉ。紗羅。帰ったか。

紗羅

エマは友達に付き添ってまだ病院。
私だけ先に帰ってきた。お兄は？

祖父

マイキーは、まだ帰っとらん…。
そんなに暗い顔して、何があった？

紗羅

ううん。何でもない(ニコッ)
エマ何時になるかわかんない
し、今日は私がご飯作っちゃ
うね。

祖父

…今日の夕飯はカレーか。

紗羅

おじいちゃん！
決めつけないでよ。全くもう。

紗羅

まあ、そうなんだけど…笑

チッ、チッ、チッ…(時計の針が9時を指す)

エマ

マイキー、帰ってこないね。

紗羅

先に食べちゃおっか、、

エマ

ご馳走様でした。
美味しかったー

紗羅

それは良かった(笑)

エマ

先お風呂入っちゃうねー

紗羅

おけおけー

紗羅

(さて、後片付けしますか)

ガチャ－

紗羅

！！おにい！

万次郎

ごめん。ご飯食べてきちゃった。

紗羅

そっか、、。って、そんなことよr

万次郎

(スタスタ…)

紗羅

ちょっと、おにい。
今日の事ちゃんと話してくれる
約束でしょ！？

万次郎

ごめん。紗羅。

バタンッ🚪。ガチャ。

紗羅

ねぇ！おにいってば！(ドンドン！！)

万次郎

…

紗羅

ちゃんと、教えてよ…(ボソッ)

次の日

プルルル…プルルル…プルル－

紗羅

…んー。誰だろ。こんな朝早くに…。

現在時刻 AM9時30分…

場地圭介

通話
00:00

紗羅

もしもし？

場地圭介

もしもし？俺だ。

紗羅

ケースケ！おはよ。

場地圭介

おお。

紗羅

どーしたの？

場地圭介

……

紗羅

……

場地圭介

忘れた

紗羅

噓でしょ！？
ほんの数秒じゃん！

松野千冬

場地さん！アレっすよ。あの、東卍の分裂がー
ってやつっす。

紗羅

千冬！おはよー

場地圭介

ああ！あれか！✨

紗羅

？

場地圭介

千冬。頼んだ。

松野千冬

えぇー！場地さんが言ってくださいよ！！

場地圭介

俺はまだよくわからん。（ドドン！）

紗羅

(-_-)…。

松野千冬

えっと…。どうやら、昨日のことが原因でマイキーと
ドラケンが仲違いしてるらしくて、詳しくはまだわか
らないんだけど、東卍全体も、マイキー派・ドラケン派
とかいって分裂してるって
話だ。

紗羅

そんなっ…。
なんで二人が？無二の友じゃない！

松野千冬

ほら、パーちんが長内を刺しただろ？それでパーちんが
自首することになったんだが、それをどんな手を使って
でも助けたいマイキーとしっかりと償ってほしいドラケン。
まあ、どっちの言い分も分からなくはない。

場地圭介

このままじゃ、東卍は崩壊するな。

紗羅

……。マイキーは、昨日のことを何も話してくれなくて。

場地圭介

そうか…。

紗羅

ごめん。

場地圭介

お前は別に悪くねぇだろ。

松野千冬

……。

場地圭介

とりあえず様子見だな。あいつらのことだ。
気付いたらケロッと元に戻ってるかもな（笑）

紗羅

確かに（笑）

紗羅

うん。うん。……。じゃあね。

ツー、ツー、……

紗羅

……はぁ。

タン。タン。タン―

数日後― コンコン。

紗羅

お兄ちゃん。私ちょっと出かけてくるね。
タケミっち、今日退院だって。暇すぎてパズル
作ってるって言ってたから、家に行ったら見せ
てもらえるかもね（笑）

万次郎

……

紗羅

もう！ふてくされるのもいい加減にしなよ！
2人とも子供じゃないんだから。

万次郎

俺は、間違ったことを言ったつもりはない…。（拗ね）

紗羅

……（呆れ）。
とにかく！たまには家から出て、外の空気でも
吸ってみたら？じゃないと腐っちゃうよ。
　朝ごはんはエマが作ってくれたのが冷蔵庫にあ
るから、それチンして食べてね。
　それじゃ、行ってきます。

今日は風が気持ちい。こんな日は外に出るのが一番だ。やり場のない気持ちを、スッキリさせてくれる。でも今日は、そううまくはいかない。

紗羅

はぁ。

三ツ谷隆

どうした？そんなにデカいため息ついて。

紗羅

タカ君―

三ツ谷隆

（ストン）2人のことだろ？

紗羅

……うん。マイキーはもちろん、ケン兄も私にとっては
お兄ちゃんみたいなものだからさ。2人が争うとこなんか、
見たくないよ…。

三ツ谷隆

…だよな。俺だって、2人とも大事なダチだ。
争ってなんかほしくねぇ。

紗羅

でも悔しいけどさ、私にはできることがない…。
ただ、見てることしかできない。

三ツ谷隆

別に、何かする必要はないんじゃねぇの？

紗羅

…え？

三ツ谷隆

あいつらだって子供じゃないんだし、自分たちで何とか
できるようにならねぇと。って、まあそんな規模の話じゃ
ないんだけどな（笑）

三ツ谷隆

あの二人のことだ。もしかしたら次に日何事もなかったかのように
元に戻ってるかもだし。

紗羅

タカ君…。

三ツ谷隆

（！！）あ、ちょっと待ってろ。

紗羅

？

タッタッタ―

三ツ谷隆

ほらこれ。紗羅好きだろ？ピーチレアチーズアイスア・ラ・モード。

紗羅

わ！✨いいの！？

三ツ谷隆

うまいか？

紗羅

うん！（ニコッ）

三ツ谷隆

それは良かった。（笑）
2人の件のことは心配すんな。絶対大丈夫だ。
だからお前はうまいもんでも食って笑っとけ。

紗羅

…。ありがとう、タカ君。

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第9話 - 兄の喧嘩

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