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ハピスナ
ペパスナ
ハピスナ
ペパスナ
2050年
美鈴
ペパスナ
私はこのみすずっていう子のお父さんが戦争に戦いに行く前に作られた人形だった
中は、綿や実末草（空想の花）でできていた。
美鈴
ペパスナ
とても仲が良かった
こんなことが起きた時は…
美鈴
ペパスナ
美鈴
いつのまにかその子と崖から落ちていた
ペパスナ
美鈴
ペパスナ
美鈴
ペパスナ
両足左腕は、ちぎれてる
美鈴
ずっと助け合っていた。あの日までは…
空襲警報
ペパスナ
美鈴
ペパスナ
美鈴
森の奥まで走って走って走った
ペパスナ
美鈴
ペパスナ
美鈴
私の足は、皮剥草（空想）に捕まっていた
ペパスナ
美鈴
ペパスナ
美鈴
これが最後の会話
僕は、美鈴が消えてから泣き叫んだ
どんどん動けなくなっていく
ペパスナ
ペパスナ
で、いつの間にか時が巻き戻っていった
ペパスナ
ハピスナ
ペパスナ
ペパスナ
ハピスナ
