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甘いハロウィンの夜

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甘いハロウィンの夜

1 - 甘いハロウィンの夜

♥

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2019年10月21日

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ここは人間界とは違う “魔界”

ジェイミー

今日はハロウィンですね

ブルース

あぁ、そうだな

ジェイミー

ブルース様は“ハロウィン”興味ありませんか?

ブルース

あぁ、あんなお遊び興味ない

ジェイミー

そうなんですか…

ブルース

何をガッカリしている

ブルース

そんなにもハロウィンとやらが楽しみなのかな?

ジェイミー

ジェイミー

実は、ハロウィンには言い伝えがありまして

ジェイミー

ハロウィン中に告白をすると“永遠”に結ばれるとかなんとか…

ブルース

なるほど

ブルース

そんな噂聞いたことはあったが、まさかジェイミーも信じていたとはな

ブルース

よほど、好きな人がいるみたいだな

ジェイミー

そ、そんなことありません

ジェイミー

ブルース様こそ好きな人の1人や100人いませんか?

ブルース

俺はそんなの興味ない

ブルース

俺はこれから魔法学の授業がある
また後でな

ジェイミー

あー…行っちゃった…

ジェイミー

そんな、恋愛に興味ないだなんて…

ヴィンディー

ジェイミーじゃないか

ジェイミー

あ、ヴィンディー様!
こんにちは!

ヴィンディー

あぁ

ヴィンディー

ところで今日は空いているか?

ヴィンディー

良ければ魔法の練習に付き合ってやるぞ

ジェイミー

あ、本当ですか!?
ぜひお願いします!

コツコツ…コツ…

ブルース

おい、こんな所で何してる

ブルース

ジェイミーは俺のものだ

ヴィンディー

おっと、僕はジェイミーと話をしているんだけど邪魔しないでくれる

ブルース

おい、ジェイミー行くぞ

ヴィンディー

ジェイミーはこれから僕と一緒に魔法の練習するんだけど

ブルース

そんなこと知ったこっちゃない

ヴィンディー

ジェイミーが困っちゃうじゃないか

ジェイミー

えっ…!と…

ブルースはジェイミーの腕をつかんで 強引に連れ出した

ジェイミー

ブルース様!やめてください

ジェイミー

私はヴィンディー様と魔法の練習が…

ブルース

そんなの俺とやればいい

ジェイミー

でも…

ブルース

いいから着いてこい

そう言われて着いた先は

ブルースの部屋だった

ガチャッ

扉が閉まる音がした

ブルース

いいからそこに座れ

ジェイミー

えっ!?あ、はい!

そう言われソファーに座る

ブルース

俺はお前が“好きだ”

そう言うなりジェイミーを ソファーの上押し倒した

ジェイミー

えっ!!ちょっ…

心臓の音が全身に響く

ジェイミー

わ、私は…

頭がくらくらする

ジェイミー

“好きです”

身体が勝手に動く 頬に首に手がのびる それはどんどん激しくなっていく

ブルース

“愛してる”

ジェイミー

私もです。
“愛してます”

2人はまるで “誰かに操られているかのように” 愛し合った

あれから5時間程がたった

ジェイミー

もっと…もっとです…

ブルース

あぁ、俺もまだ満足できてない

ついに2人は愛のキッスをしてしまった

ブルース

もう止められない

ジェイミー

永遠に私を“愛して”

ブルース

あぁ、もちろんだ

2人は永遠の愛を手に入れ結ばれました しかし どうして結ばれたんでしょう… 2人は元々両思いだった 死者が2人に乗り移った それとも 自我を失う呪い 本当に2人は幸せになれたのか それは私達人間には関係のないこと

でも ジャック・オウ・ランタンに 騙されたと思って呪いを使ってみるのも いいのかもしれませんね

今宵 皆様が幸せになれるよう 最後までハロウィンの夜を お過ごしください

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