エンジェル・アーツ
...ボクは仮想現実の門番してるんだけど...今日は久しぶりに狭間来てみたら君たちが居てね
ノア
仮想現実...?狭間...?
ライ
...禁忌《キンキ》だ
エンジェル・アーツ
あっやばやば禁忌だったよ
ノア
お前らはずっと何の話を...
ライ
ノアは知らなくていいんだよー
ノア
?まぁ要するに来ちゃダメな場所ってことか?
エンジェル・アーツ
そうそう!だから一回帰ってもらう為に____
エンジェル・アーツは高く上げた人差し指を下に降ろした。
エンジェル・アーツ
死んでもらうよ
ノア
っは!?待て何も準備が
空からは一気に青の槍が降り注いだ。
ライ
ちょっ!?
ノア
あーっもう!
ノア
防御《spell》!
ノアが言い放つと、ノアとライには大きなバリアが張られた。
エンジェル・アーツ
ありゃりゃ...護られるとは
エンジェル・アーツ
でもいいの?仮想現実に帰んなくて
ノア
...っ、それは
ライ
ノア!これは嘘だ!狭間で死んだら現実《アッチ》に飛ばされるだけだ!
ノア
現実《アッチ》ってっ、そんなカンタンに言うなよっ?!
ノア
あっぶねぇな話してんだろ!
エンジェル・アーツ
...《神様》が見てる
ノア
...は?
ライ
神?
エンジェル・アーツ
《神様》...貴方に監視されている感じがずっとしてる
ノア
なんだよ急に神って...つか、どうやったら元の世界に帰れんだよ
エンジェル・アーツ
...知らない
ライ
知ってんだろ言えよ
エンジェル・アーツ
勿論ボク門番だし知ってるけどー笑
ノア
エンジェル?だっけか早く教えろよ
ライ
そうだぞさっさと帰らせろ
エンジェル・アーツ
...君たちに罪は無いもんねー...じゃあいい____
言いかけた瞬間、エンジェル・アーツの背中に赤い槍が刺さり、腹を貫いた。
エンジェル・アーツ
がっ...はっ......
ノア
エンジェル...?
エンジェル・アーツ
ボク...だって、...
恋
お母さん!ボクね____
母
ボク?気持ち悪いわね、あんた女でしょ?
恋
あ、...あそうだった笑私ね
母
もう、間違えないで頂戴
エンジェル・アーツ
ボクの名前は恋で、ボクと言っただけで軽く叱られました。ボクはボクなのに。
恋
ごめんなさいお母さん
恋
...今日、98点だった
母
はぁ...お仕置ね







