TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

犬月 紅煉

(さて、困ったものだ。)

犬月 紅煉

(出口に繋がった道は
見つけられなかった。)

犬月 紅煉

(残念ながらこいつが
帰ってきちゃったから
排気口に行くことは
出来ない。)

周防 律

クロ〜おいで〜
猫じゃらし)

犬月 紅煉

(ちっ)

犬月 紅煉

(お前、死龍をやったことは
許さないからな。)

周防 律

クロ〜
キャットタワーの上に
居ないでさ
下に降りてきてよ。

クロ

……。

周防 律

(気難しい子だな。)

犬月 紅煉

(みんな…今頃
どうしているんだろ…)

氷室

なに?!
紅煉がいなくなった?!

伊集院 茂夫

あぁ、連絡が
つかなくてな。

伊集院 茂夫

家に行っても京極組などに
連絡をとっても
いなくてな。

氷室

実は…

猫になっていることを説明中

伊集院 茂夫

…なるほどな。

氷室

他のところにいる、とかは?

伊集院 茂夫

全て回って
こっちに来たばかりだ。

伊集院 茂夫

一応、
連絡しておこう。

氷室

俺も探します

周防 律

そろそろ寝るけど
一緒に寝ない?

犬月 紅煉

(寝るわけないだろう!)

犬月 紅煉

(油断した隙に
その太い喉に
噛み付いてやろうか?!)

犬月 紅煉

シャー!!!!

周防 律

はいはい、
調子に乗りました。

犬月 紅煉

(もう寝た…か?)

犬月 紅煉

下に降りる)

犬月 紅煉

ベッドに近づく)

周防 律

スヤスヤ)

犬月 紅煉

……。

伍代 千隼

すまないけど
その情報は
入ってきていないよ。

伊集院 茂夫

……そうか。

伊集院 茂夫

だとすると…本当に
どこに行ったか…

伍代 千隼

死んだ…わけないよね

伍代 千隼

今、紅煉は黒猫になって
いるんでしょ?

伍代 千隼

うーん…道草
食べている…とか?

伍代 千隼

そのうち、ケロッと
帰ってくるよ。

伊集院 茂夫

……。

伊集院 茂夫

…だといいがな。

伍代 千隼

にしても伊集院の旦那
珍しいね。

伍代 千隼

外道以外の情報を
聞きに来るなんて。

伍代 千隼

よっぽど紅煉を大切に
しているんだね。

伊集院 茂夫

…まぁな。

伊集院 茂夫

(そろそろ1日が
経過しようとしている。)

伊集院 茂夫

(人の姿に戻って
帰ってきて
くれるといいが…)

犬月 紅煉

(寒いなぁ…)

犬月 紅煉

(そうか…私
猫になってるんだった。)

犬月 紅煉

(起きたら排気口
探索に行かないと…)

犬月 紅煉

(早く出口を見つけて
脱出しないと
みんな、心配してる…)

犬月 紅煉

目を覚ます)

犬月 紅煉

(そういえば…私、周防に
監禁されてるんだった。)

犬月 紅煉

(周防は…と)

周防 律

スヤスヤ)

犬月 紅煉

(まだ寝てるのか…
おーい、寝坊助)

犬月 紅煉

(おーきーろー!)

犬月 紅煉

(しゃーねー…猫パンチで
起こしてやるか__え?)

犬月 紅煉

(人に戻ってる?!?!)

犬月 紅煉

(な、なんで?!)

犬月 紅煉

(戻るのには1日以上
必要じゃないの?!)

周防 律

ううん……。
寝返り)

犬月 紅煉

∑(O_O;)ビクッ

犬月 紅煉

(お、起こさない…
ように…)

周防 律

んー?くろぉ…?

犬月 紅煉

∑(O_O;)ビクゥ!!!!

犬月 紅煉

(どどど…どうしよっ!)
:( ;˙꒳˙;):アワアワ

犬月 紅煉

(そ、そうだっ!
な、ナイフ…!)

犬月 紅煉

(私は今まで
何してきたのっ!)

犬月 紅煉

(御前を殺すために
訓練してきたんでしょっ!
しっかりしなさいよ、私!)

犬月 紅煉

(御前を殺すためなら…)

犬月 (鬼になろう)

犬月 紅煉

(そのためなら…周防 律。
あなたを踏み台にして
あなたを越える)

犬月 紅煉

飛びかかる)

犬月が押し倒される

犬月 紅煉

っ?!

周防 律

はい、捕まえた。

犬月 紅煉

っ……!
なんで…あんたが
起きて…

周防 律

んー?
当たり前じゃん。

周防 律

ところで君は?
どこから入ってきたの?

犬月 紅煉

話す気なんてない。
どけて。

周防 律

なんで?君
怪しいじゃん。

周防 律

言わないなら
ここで殺すよ?

犬月 紅煉

殺したいなら殺せば?
でも私の方が強いけど

周防 律

この状況からどうやって
勝つつもりなの?

周防 律

俺は君の上に
馬乗りになってる。

周防 律

その気になれば
いつでも君を
犯せるんだよ

周防 律

んで?君は
どこの人間なの?

犬月 紅煉

言うわけないでしょ。
ばぁぁかっ!
股間を蹴る)

周防 律

っ!
蹴りを避ける)

犬月 紅煉

ダッ!)
駆け出す)

犬月 紅煉

(ドアからは行けない!
ここは敵のアジトだからね)

犬月 紅煉

(なら…行けるところはっ!)

パリーンッ!!!!

犬月 紅煉

(窓っ!)

犬月 紅煉

(くっ!高いっ!
でも想定内っ!)

バン💥🔫バン💥🔫 (周防が発砲)

犬月 紅煉

(せめて急所は外すっ!)

肩と太ももに弾丸が貫通する

犬月 紅煉

っ!

親の都合で防風鈴に転校してきました。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

100

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚