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br

ねえねえシャークん

sh

なに?

br

あのさあのさ、ボク大発見したんだ〜!

出会って急に話しかけてきたかと思えば、急に変なことを言い出してきた

sh

、、どゆこと?

sh

なに言ってるか分かんねえ

br

え〜?そのまんまの意味だよ

、、変なことを言い出してくるのは日常茶飯事だけどまだ理解に追いつくことが難しい

sh

まあいいや、とりあえず何を発見したんだ?

br

えっとね、ボクと同じ人!!

sh

、、は?!

sh

おいまてそれって、、

br

そうだよ

ぶるーくと同じ人。普通の人なら頭にハテナが浮かぶだろうが

俺とぶるーくは家族だ。意味が分からないわけがない

sh

ちなみに、、どのへんから同じだと思ったんだ?

br

さっきのことだけど、さっきなかむがその人にぶつかっちゃったんだ

br

それでお詫びとしてボク達と仲良くなること、、そういうところからだね

sh

、、確かに同じかもな

普通ならぶつかったら怒るに決まってる

なのに怒ったわけではなくて、むしろ仲良くなろうと言い出した

その時点でぶるーくと似ている

br

噂程度だけどさ、その人ルールをしっかり守る人で成績優秀なんだ

br

だからね、多分その人

br

ボクと同じ、、辛さを抱えてるかもだね

br

なかむは気付いてるかちょっと分かんないけど

sh

あいつ気付いてそうで気付かない奴だもんなw

br

それ言ったらシャークんもでしょww

アイツはなにも考えてないようで実は結構警戒しないといけないぐらい危ないんだ

たった少しの会話だけで人柄を知ることができる

人の辛さも分かってしまう

、、そういえば

俺たちの自己紹介のとき全然興味を示していなかった人、よく分からないが黒いオーラ?みたいなのが漂っていたな

さっきハンカチ落としてたから届けたとき、あの人の目がすごく怖かった

、、どこか

恐れている感情が見えた気がする

野戸 李紀

、、、、

相変わらず屋上には誰もいない

昼休憩だからって誰も来ない場所

邪魔もされないし怒られることもない

嫌われたり、裏切られたりもない

埜偽茉 叶華

あれ?いのりちゃん?

、、嘘。人が、きた

野戸 李紀

え、、あ、、、

埜偽茉 叶華

今一人なの?よかったら一緒にご飯食べない?

確かこの人は、、明るくてとても優しい人だから私なんかと関わっていけないはず

、、仕方ない、たいさんしよう

野戸 李紀

、、さよなら

埜偽茉 叶華

え、ちょ、、ちょっと待って!!

影と光は違う。

顔だけは、どうしても見られたくないんだ

埜偽茉 叶華

、、、

埜偽茉 叶華

行っちゃったかぁ

あの子は常に警戒心を抱いている

まあでも、ボクみたいな人に話しかけられたら驚かれちゃうな

、、あの子の秘密は知っているから別にいいんだけどね

、、それにしても

あの子は、家族に愛されてるのかな

少なくとも冷たい態度で接しられているようなかんじはしない

埜偽茉 叶華

、、、

埜偽茉 叶華

愛されてるってことになるよね

埜偽茉 叶華

、、大丈夫。ボクのお父さんもお母さんも優しい

埜偽茉 叶華

ちょっとルールに厳しいだけ

埜偽茉 叶華

褒められたことはまだないけど

埜偽茉 叶華

期待はしてくれる

埜偽茉 叶華

だから、ボクのことを大切にしてくれてるんだ、、

たまにお人形のように扱われるときもあるけど、大丈夫

、、でも

怖い。

家族の前で本当のボクを出せなくて怖いんだ

埜偽茉 叶華

、、、ほんとうやだなぁ、、

nk

、、あれ

瀬古 崎

、、、、

生徒)____でさ〜w

生徒)え?マジかよウケるww

休み時間は人があまりいないからいいけど、昼休みとなると人が集まるから騒がしいですね

でも誰も僕の存在に気付かない

当たり前ですよね

普段からまともに喋らないから話し相手なんているわけない

生徒)〜〜〜〜〜

生徒)ーーーーーー

瀬古 崎

、、、

全然寝れないし、リズムゲームでもしますか

瀬古 崎

、、、、

お、マスターフルコンで全部パーフェクトになりました

瀬古 崎

、、やったw

やっぱりリズムゲームは楽しいですね

このときが一番なにも気にしなくてもいい

顔も声も見たり話したりする必要ない

ゲームもネットも障害を持とうが関係ないんだ

顔も声も表情も本名も明かさない方が安全だといわれるぐらいですから

ここでの僕は普通の人になれる

避けられたりも引かれたりもしない

kn

、、すごいな

kn

、、、

ご飯を食べているというのに今きんときは手が止まっている

おいおい、こぼしちまうから早く手を動かせ

kn

、、すごいな

、、どうやらコイツはなにかを見ている

kr

おーい、きんときお前何見てんだ?

kn

、、あ、きりやん

kn

今ね、あそこでリズムゲームしている人を見てたんだ

kr

あそこ、、

kr

、、、、

きんときが指した方向を見ると

確かにリズムゲームをしている人がいる

それもすごい指さばきで

kr

、、すげ

kn

でしょでしょ!

kn

俺もリズムゲームするけどあそこまではいかないや

きんときはかなり音感がいい

だからリズムゲームをプレイする姿を見るときいつもすごいと思ってた

だけどあの人は、その倍を超えている

kn

そうだ、話変わるけどさいい?

kr

ん?別にいいけど

kn

ありがと

kn

えっとね、さっき休み時間で2年棟行ったでしょ

kr

ああ、そうだな

kn

それでちょっと会話した生徒覚えてる?

kr

、、確か女子だっけ

kn

そう、その人

いきなりあまり会ったことのない人を喋っている

ただそういうときのきんときはどこか冴えてるんだ

kn

その人さ

kn

どこか、、こう、、、

kn

重たいような苦しいような感じがしたんだ

kn

なにかを拒絶している、、というより否定、、?みたいな

kr

、、つまり表しづらい負の感情をもっていたということでいいか?

kn

うん。だいたいそんなかんじ

俺にはさっぱりと分からなかった

あの人は、、終始常に笑っていた

そんな人が負の感情が溜まってるようには見えなかった

、、もしかして

そのとき他の人と一緒にいたから隠してた、、?

、、駄目だ。察しの悪い俺には分からない

でも

少しでもその負の感情を減らしてあげたい

薮手 鞠

ゼリーうまぁ、、

生徒)wwマリちゃんいつも思うけどお弁当に必ず甘い物いれるよね

薮手 鞠

そだよ

薮手 鞠

甘い物は大好きだから!

生徒)じゃあ、そんなマリちゃんに辛子入りのおにぎりいる?

薮手 鞠

いらない(即答)

薮手 鞠

辛い物はわたくしにとって悪徳ですわ

生徒)あははwマリちゃん辛いの嫌いなんだねww

弁当を美味しく食べているというのに話が多すぎる

これじゃあ味わえない

、、でもそんなことは口に出してはいけない

そんなことを言ったら相手は傷付く気分になる

それじゃあ、あの子と一緒になってしまう

私を裏切った奴と同類にされるのは勘弁だ

薮手 鞠

あっはははwww

だから

私はただ笑ってればいい

中学時代

伊舞 涼

、、、、

先生)涼くん今日は大丈夫かな?

伊舞 涼

、、、、は、、い

先生)そう。よかった

伊舞 涼

せ、、せんせ

伊舞 涼

俺って、、いつになったら人見知りがなくなるの、、かな?

先生)そうねぇ、、

先生)今の涼くんにとっては難しいかもしれないけど

先生)"誰かに打ち明ける"ことかな

伊舞 涼

、、そう、ですか、、

先生)、、でも、涼くんは先生と話せてるから充分頑張っているよ

伊舞 涼

、、ありがとうございます

伊舞 涼

俺もっと、がんば、、る

伊舞 涼

、、はぁ

保健室へ来るたびによぎる中学生時代

不登校には至らなかったけど人と関わることができなくてずっと保健室で過ごしてた

今は高校生だから出席日数とか考えないといけないから毎日ずっと登校

そして授業日数も必要だから授業も必ず受ける

伊舞 涼

、、

『変わらないといけない』

いつもここに来て思う

人見知りだからってなにしてもいいわけがないんだ

話すとき緊張してうまく喋れなくなったりで色んな人たちに迷惑かけてばっかり

父さんや母さんにも心配かけちゃってる

克服しようと頑張ってるのに、全然うまくいかない

それどころか、かなり酷くなってきている

伊舞 涼

、、俺は、変わらないといけないのに

伊舞 涼

なのに、、怖いよ

sm

、、

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コメント

2

ユーザー

初コメ失礼 貴方は天才でしょうか✨ この作品最高です!

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