緊張が走るこの空間では息を吸うのだけで僕は精一杯だったから抱っこされてて良かったと思う
ぺいんと
ジリジリと人が近づく音がして先生の表情を少し覗くと目の前の相手を憎んでいる、言葉ではいえない恐ろしい表情をしていた
猿山 らだ男
猿山 らだ男
彼は俺以外には聞こえない声で小さくそのことを呟いたので俺は頷き彼の意見に同意した
猿山 らだ男
彼の体から降ろされた彼らの方を向いたら猿山さんに向かって拳銃を突きつけてる二人の存在の姿を見た
金の亡者
空の悪魔
猿山 らだ男
空の悪魔
金の亡者
一人の警官と思わしき人が顔をにやつかせて僕に手を伸ばしてくるので怖いと思い目をぎゅと閉じた
金の亡者
目を瞑っていると何か液体のようなものが顔に散って来たような気がした
猿山 らだ男
ぺいんと
目を開けようとした瞬間に猿山さんに言われたので僕は目を閉じたまんま立つ事になった
猿山 らだ男
少し遠くから発砲している音が聞こえるが実際見ていないから何が起こっているのかわからない
自分は本当に動いたらダメなのか疑問に思っていると横の方から誰かに静かに声をかけられた
ぺいんと
僕の返事を待たずして誰かは手を繋ぎ僕を引っ張られたので猿山さんに言わずにその場を後にする形となった
あれから少し歩くと顔を布か何かで拭いてくれた後に大丈夫な事を伝えられたので目を開けた
らっだぁ
らっだぁ
ぺいんと
目を開けた瞬間自己紹介をされたので僕は戸惑いながらも記憶に彼の名前を記録した
ぺいんと
らっだぁ
らっだぁ
ぺいんと
ぎゅ
らっだぁ
立ち上がった僕の服の裾を微弱な力で引っ張り声かけてくる彼の表情は今にも泣き出しそうで心が乱される気がする
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
本当に聞きたいことは山ほどあるがまず自身のポケットに忍ばせたこのスマホについて聞こうと考えた
らっだぁ
らっだぁ
ぺいんと
彼にスマホを渡すと4桁の暗証番号が付いているのにも関わらず難なくそれを解き何かを触り始めた
ぺいんと
らっだぁ
確かに連絡先には今まで出会って来た 『猿山さん』と『らっだぁ』の名前も入っているが、メッセージのやり取りはできないようになっていたのを確認したのはまだ記憶に新しい
らっだぁ
らっだぁ
ぺいんと
彼にスマホを返されたので僕は連絡名簿にあるらっだぁの所を開いた
ぺいんと
らっだぁ
何気にメッセージの1番初めは何を打てばいいのかわからない僕は彼に聞くとわかられてしまった
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
初めは警戒していたが猿山さんと一緒でとても優しく親切なので僕は完全に警戒を解いて彼に心から感謝をした
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
らっだぁ
無邪気な女装の子供
血塗れの教師
らっだぁ
僕は彼の背中にそっと隠れて階段下にいる彼らを見つめた
基本情報が公開されました
【大前提】 ぺいんと以外が死んだ場合数分後に決まった場所にリスポーンする 逆にぺいんとは【一定の条件】を満たされなければ永遠に死んだままである
【初めに出会う人の大切さ】 初めに出会う人は1番刷り込みがしやすく他の人よりも印象に残りやすい、警戒されないなどのメリットしかないボーナスタイム
情報が公開されました
らっだぁ
らっだぁ
猿山 らだ男
猿山 らだ男
コメント
38件
一気にキャラが登場しすぎてフリーズしそう。(処理能力が昭和のパソコン以下)
猿山とらだの差が...笑 猿山、油断させてから殺りに行くんですね!さすが先生! 条件が違うのは元が関係してるのかな?
アアァァァァァァァ好きすぎる!マジで好き結婚しよう!(殴 ♡10000万押します