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7 - 〈 たった1人のあなた次第 〉

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2022年07月05日

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★シリーズ(◍•ᴗ•◍)  1話完結型を  思いつくまま不定期更新

■ 個人授業 ■  エル(高校生)✕うさぎ(教師)

〈 たった1人のあなた次第 〉

兎「エルくん、体育祭のリレーは陸上部員に競り勝ってすごかったな!」 L「せやろか?」

兎「だってそうだろ、向こうは陸上部だよ?部活に入ってもいないエルくんが勝ったんだよ?」 L「まあね」

兎「クラスは2位だったのが残念だったけどね」 L「別にクラスはどうでも···先生にええとこ見せたかっただけやから」

体育祭のクラス対抗で負けたって、それほど悔しくもあらへん。

兎「そうそう、定期テスト!俺の教科で満点取ったの、エルくん入れて学年でたった4人だったんだよ!頑張ったな~!」

L「そりゃ頑張るでしょ、先生の教科なんやもん」 兎「学年首位の子も96点だったからね、難しかったと思うけど」

L「別にそいつと張り合っとるつもりもないで、俺が頑張る理由はわかるやろ?」 兎「え?···あ、あぁ、うん///」  

定期テストの成績で誰かに勝ったって、別に大して嬉しいワケやない。

L「さっきの補習授業、賑やかやったね」 兎「そうそう、みんな意欲的で盛り上がっちゃったw」

L「せやろね、時間も結構オーバーしとったもんね」 兎「あっ···待ってたよね、ごめんね」

L「ええよ別に、先生かて仕事なんやし」 兎「ご、ごめんって~」

俺が悔しいのはただひとつ、先生を独り占めすることがかなわんこと。

L「ところで明日は空いとるよね?」 兎「もちろん!ちゃんと空けてある!」

L「もちろん?」 兎「もちろん!」

L「なんやぁ、それスゲェ嬉しい///」 兎「それはそうだろ~?」 L「···なんで?」

兎「へ?」 L「なんで?」

兎「なんでって··· エルくんとの時間は、一番その、えーと大事っていうか···こら笑うなよっ///」

俺が望む喜びもただひとつ、先生の一番そばに居られること。

兎「まったく、ほんとエルくんは独占欲とかヤキモチ全開な」

L「愛しとったらそうなるんやない?先生はどうやの?」 兎「へぁ?」

L「俺が女子に話しかけられたり、みんなと楽しく騒いでたりしとったら妬かへんの?」 兎「そ···れは~···///」

L「平気?妬くほどは愛しとらん···とか?」 兎「待て待て待て愛してるから!///」

L「今、愛してる言うたね」 兎「あっ···/// いいいいったけども、いやあのそんなの今更っていうか、///」

L「アハハw ええよ先生すげえ嬉しいよ!」 兎「は、恥ずかしいこと言わすなっての~!///」

L「はぁ~··· ふふ、ほんま可愛えね〜」 兎「そんな幸せそうな顔しちゃってw」

L「めちゃくちゃ可愛えから今ここで抱いちゃってええよね?」 兎「いやダメだからー!///」

そう、オレの感情の全ては たった1人のあなた次第。

あなたの隣りに、居られたなら。 End

先生に続き教え子の嫉妬(*´ω`*) でも教え子の方が年中妬いてると思う(笑)

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