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『 貴方だけがいない世界 』
ぴっ、ぴっ、ぴっ
機械音が鳴り響く病室
我々に出来ることなんて当然なくて
ただ無事を祈る
この長い長い時間は自分の無力さを十分に再確認できた
恐らく、双子の弟も同じような事を考えているだろう。
次の日
医者
めて .
ここからの記憶は何も無い
泣くことも出来ず、ただ貴方が居なくなった現実に理解が追いつかず
ぼーっと考え事をしていると、また1日が終わる
ゆんで .
ゆんで .
めて .
ゆんで .
めて .
ゆんでside
せんとが死んだ
敵に刺されて
守れなかった
俺が1番せんとに近かったのに
ゆんで .
ゆんで .
ただただずっとイラついていた
刺したやつに対するイラつきや
俺の無力さに対するイラつきや
こんなんで死んじまう俺らの探偵への イラつき
ゆんで .
ゆんで .
ここ最近、兄貴もおかしい
飯も食わず、
多分夜も寝てない
何を言っても無反応だし
兄貴のことだろうからどーせうだうだと考え事してんだろーけど、
でも流石に飯は食ってもらわねぇと困る
ゆんで .
これからどうするのだろうか
こーゆうのは全て兄貴に任せていたから今回も、
兄貴がどうにかしてくれる
きっと、どうにかなる
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