コメント
3件
こういうの好きよ笑
もう何年生きただろう
人は皆私の事を神木と呼ぶ
だが人はその神木に
人を吊るし
その神木の下で
人を殺める
何が神木だ
馬鹿馬鹿しい
あぁ
私を遊び場にする子供達が
やって来た
少年
少女
少女
少年
少年
私は静かに子供達を見守る
少女
少年
少年
少年
少女
この子達は何年も巡り巡って
出会っている
少年はいつも
必ず帰ってくるから
と言い
少女は
待ってるから
どうか無事で
そう言う
だが少年は行ったっきり帰って来ない
そう
少年は何度も何度も
戦争に行き
他界ヘと行くのだ
そして少女も
その後を追い
他界へと行くのだ
やっと平和な世界に生まれたんだ
私が涙するのも仕方なかろう
どうか私に君達の恋物語を見せておくれ
何百年も待ち焦がれた恋よ