騎士団長
(ああ、今日もなんと美しい…)
私はこのハーレン王国に仕える騎士団長だ。私はあるお方に一目惚れしている
ユイ
今日もご指導の方ありがとうございます
専属教師
はい、お疲れ様でした。次期王としての道は1歩1歩近づいております。明日も頑張りましょう
王様
ユーイ、勉学の方はしっかりと進んでおるかね?
ユイ
はい、父上。立派な次期王様になれるようこれからも昇進していく所存です
王様
うむ、良い心意気だ。次期候補はお前しかおらぬから期待しておるぞ
ユイ
はい、それでは
ユイ
あ、団長さんこんばんは
そう、私はこの第1王子であるユーイ殿に一目惚れをしているのだ!
騎士団長
あ、これは王子。夜分遅くまでお勤めご苦労様です。
ユイ
ありがとう。団長さんも仕事が終わった感じ?
騎士団長
はい、本日の稽古の方が終了いたしましたので今は、部屋に戻る所です
ユイ
そっか、、って、その傷どうしたの!?
騎士団長
あー、これは鍛錬中に転んでしまいまして、、。
騎士団長
貴殿をお守りする役目であるはずが本当に恥ずかしい限りです
ユイ
もー、団長さんいつも僕のことばっかり、、たまにはゆっくり休まないと
騎士団長
お言葉ですが王子。貴殿も毎日勉学や作法のお稽古で忙しいのですから仕える身の者である私が休むには参りません
ユイ
団長さん本当に優しいんだね。僕は大丈夫だから、、じゃあ、これは命令!ちゃんと休息をいれること!いい?
騎士団長
……っぐ。し、承知しました!
このユーイ殿は王子でありながら謙虚で可愛らしくて、真面目で何でもそつなくこなす天使のようなお方だ。このお方に惚れないなんてありえないだろう
ユイ
それじゃあ失礼するね
騎士団長
はい、おやすみなさいませ。王子
ユイ
おやすみー
ちなみに私の部屋と王子のお部屋は向かい合わせにある。朝から王子を拝むことができるという訳だ。こんな幸せはないだろう