場地
場地
______別れる前日__。
場地
場地
好きでもない女と浮気した
深夜3時半を回って 空が傾き始めた頃
場地
千冬
落ちた玩具足で転がした
きっとゴミの日に消えるだろう。
場地
千冬
場地
明日は大事な日にしたいから家に帰り 眠りにつくよ。
場地
君の頬に残る恋の色 気付かないふりを続けている
堂々巡りの会話 終わらないように靴を履いて
曖昧な距離は今日だって ぼやけ変わらない
場地
帰りたいと思った
君は手を握った。
千冬
その振動は確かに花瓶に触れた。
千冬
笑えない話は出来ればしたくないんだ。
いつも通りなら、ここで____。
場地
千冬
ドアを塞いでまた隠し事
別にいいさ、知りたくもない。
場地
場地
千冬
今日___。
美由紀
場地
確かに塗り替えた爪の色
気付かないふりを続けている
場地
美由紀
美由紀
場地
美由紀
場地
美由紀
場地
柳眉倒豎の君に焦らないように下を向いて
心配なのは今だって言葉を途切れたまま
場地
比べたいと思った違いの思いを全部
その願望は間近に浮かんで消えた
飾らないでそんな酷く声は潤んで
場地
美由紀
美由紀
場地
場地
美由紀
放課後
ある日のことから始まった
場地
椅子に躓き転ぶ
美由紀
望んでいないキスをしてしまった
場地
美由紀
千冬
場地
場地
本当に愛していたあいつは走り去って言った。
美由紀
場地
美由紀
美由紀
場地
美由紀
場地
美由紀は昔からの親友。 俺の初恋の人だった。
俺は、千冬に告られて、 「いいよ」と言ってしまった。
言うはずの人にはいえずに。
場地
場地
美由紀
美由紀
場地
美由紀
場地
美由紀
場地
女は泣かせてはならない。 その涙を止めるには、こうするしかなかったと俺は思った。
間違っているのに。
場地
場地
場地
美由紀
ぽつり今日が終わるようだ。
同じようで違う今日だ
場地
場地
こんな関係続けるのは馬鹿馬鹿しい
でも_____。
千冬
゛その笑顔に勝つにはどうすればいい?゛
千冬
場地
伝えたい思いが言えずに時間が経った
また歯痒い温度が募るけれど
ただいまって言って汚れた靴を見ないで
いつも通りなら
場地
場地
千冬
その言葉で崩れたお前の顔は、 見るだけで胸が苦しい。
千冬
場地
場地
千冬
場地
飛び出した彼を追いかけることも無く、
流すはずのなかった、涙を大粒こぼした
そっか、俺まだ、あいつを、
場地
場地
千冬
千冬
千冬
場地
場地
場地
千冬
場地
千冬
千冬
場地
千冬
千冬
場地
千冬
場地
千冬
場地
場地
千冬
場地
千冬
場地
千冬
場地
千冬
場地
千冬
場地
場地
帰りたいと思った
場地
君は手を握った
場地
その振動は確かに花瓶に触れた
笑えない話は出来ればしたくないんだ
場地
場地
いつも通りなら、
場地
゛ここで ゛
誰も報われなかった。
千冬 場地さんが浮気しているのを知っていたが、 騙されてあげていた。 それでもまだ場地を愛している自分を憎んだ。 龍星からの告白を貰い。 新しい恋を知る。
場地 美由紀と付き合うつもりはなかったが、 初恋の人の涙に動き、 後先を考えずに、言ってしまう。 付き合うという意味を知っているが、 後悔して、それでもこの関係はおかしいと感じながらも付き合ってた。 すぐに辞めたかったが美由紀と会えなくなるのが怖かった。 千冬を愛していたが、騙すことしか出来なかった。 そして2人とも失う。
美由紀 千冬と場地が付き合っているのを知らずに ずっと騙されていた美由紀。 理由がわからない別れを告げられ 彼女は何も分からぬまま、 彼を思い続けた