復讐ゲーム 第1話

始まりは5か月前、寒い寒い冬の日だった。

クラスの中心グループの中でもリーダー的な存在の女子、夏樹の一言から始まった。

夏樹を恐れてか、その言葉に同感した者は多かった。

クラスの人間は夏樹を恐れている。 故に、夏樹の発言には感情など関係なく同感しなければならなかった。

同感はせずとも、少なくとも夏樹の 発言を否定してはならず、皆夏樹のご機嫌取りをしながら生活していた。

この時もそうだった。

そして私も……

この日から、真紀に対する「いじめ」が始まった。

最初は悪口だけだった。

しかし、悪口が暴言になり、暴言がちょっかいになり、ちょっかいが暴力になり…

だんだんとエスカレートしていったのだ。

真紀は何を言われても何をされても無表情だった。

夏樹としてはそれが気に入らなかったのだろう。

いじめはもっとエスカレートし、酷い罵声を浴びせたり、酷い怪我をさせるほどになった。

それでも真紀は無表情だった。

そして、いじめが始まって 3ヶ月たったある日、

真紀が死んだ。

自殺だった。

自宅の自室で首を吊って死んだのだと聞かされた。

それでも夏樹は笑っていた。

あれから2ヶ月が経った時、中心グループで真紀をいじめていた人間のもとに、メールが届いたのだ。

それこそが、

このメールは、真紀をいじめていた クラスの中心グループの人間にだけ送られてきた。

送り主は「真紀」

死んだはずの真紀からだった。

夏樹はもちろん、グループの人間全員が何かのイタズラだと、真紀のはずがないと口にした。

この時はまだ知らなかった。

このメールの恐ろしさと

始まる悪夢のことなんて…。

こんにちは。藤咲 裕です。 「復讐ゲーム」を読んで下さりありがとうございます。 ！この作品はいじめを推奨したり助長する目的はありません。！ ！くれぐれも真似しないよう お願いします。！ 前回投稿した「あなたの人生、代行します。#1」同様、♡が100を超えたら続きを書くかもしれません。 ♡次第で考えます。 ですので「あなたの人生、代行します。#1」と同様に、積極的に♡を押してくださると嬉しいです。 感謝感激雨あられ。 めっちゃ喜びます。 もしよろしければ、 「あなたの人生、代行します。#1」 も覗いてみてくださいな…。 まだまだ拙く未熟な作品ですが、 ちょこちょこと書いていくので、1人でも多くの方に読んで頂き、楽しんで頂けると幸いです。 「藤咲 裕」という名前を見つけたら、是非覗いてください…。 ではまたお会いできることを願って。 失礼します。。。 ‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐ 【追記】 またまた有難いことに♡100を超えたので、また続きを投稿させて頂きます。 感謝感謝感謝です… ありがとうございます。 驚いて食べていたマシュマロを吹きそうになりましたがそれはきっと 気のせいです。 よろしければ、あまり面白くありませんが「俺達の変な日常(ギャグ＆コメディ)」「ストーカー(ホラー＋アレンジ)」も覗いてくださると嬉しいです。 もし面白かったらこちらも積極的に♡を押してくださると嬉しいです。 ではまた、お会いしましょう。 では！！！失礼します。。。