TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

私は、ある小さな国の宮殿に住んでいた。

どこにでもあるような、普通の国だった。

幼い頃のららside.

私は、文学の面でも、武芸の面でも、普通より優れているらしい。

だからこそ、黒族に国を狙われていた皆は、子供の私に期待していた。

でも、そんなある日

村民

きゃあああ!

私たちは、川に来ていた。

叫び声を聞き、振り返ると

村民の女性がいた。

少女(らら)

どうしたんですか!?

村民

ら…ららさん!

村民

うちの子供が…!川に…!

村民

そう…ッららさんは泳げるんでしょう!?早くうちの子を助けてください!

少女(らら)

わかってます!

ザッバーン

だけど、飛び込んだ川は流れがとても速く、そこが見えないほど深かった。

目を開けると、流れてきた木が…目の前に迫っていた。

目を覚ますと、そこは病院のようだった。

そうか、私は…水の中で。子供を助けようとして。木にぶつかった…。

子供…?

少女(らら)

ッ!あの子はッ!?

医師

よかった。目を覚ました…!

少女(らら)

お…お医者様ッ!あの子はッ!?

医師

それは、残念ながら…

少女(らら)

ッ…

自分より小さい子供を、救う事ができなかった。

どうして…?どうして?どうしてッ?

村民

タッタッタッ

村民

ららさんッ!

村民

…ぜッ

村民

なぜうちの子を助けられなかったのッ!?

村民

なぜ…あんたは生きてるのにッ

医師

お…落ち着いて!

そんなの…自分が一番知りたいよ…

なぜ私は生きているの?

なぜあの子を助けられなかったのにッ…!

どうしてッ!!

村民

なんでもできるって言われてたくせにッ!あんたが力不足だったせいでッ…!

そうだ

私が…

私に力があれば…あの子を助けることができた。

少女(らら)

考えたいので…一人にしてもらえませんか?

医師

ららさんもそう言っている事ですし、一旦外に出て落ち着きましょう?

村民

医師

ららさんも、怪我人なんですから。

言われて初めて気づいた。

手足に、大きな切り傷がたくさんできている。

…でも、体より、心が痛かった。

少女(らら)

もっと…もっと強くならなくちゃ。

大切な人を守る為に。

突然、体が桃色に光り始めた。

慌てて鏡を見ると、目や髪の毛も、桃色に染まっていた。

体が暖かくなって、すべての痛みが消えた。

少女(らら)

…!

手足の傷も、どうしようもないほどにごちゃごちゃだった心も、治っていた。

私は…自分や大切な人を癒すことができると知った。

USA (主)

次回最初から、現在に戻ります!

lost HERO,last HERO!

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

37

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚