※ わんく ※
[ 注意 ]
伽羅 崩壊
口調の変化 e t c .
am . 5 : 30
スマホのアラームの音で 目を開く
スマホを手に取り アラームを消して
重たい体を起こした
笑咸 紫呉
溜息を零しながらも 洗面台へ向かった
鏡に映る自分に にこっと笑ってみせた
その笑顔は相変わらず不格好で 気味が悪い
でも親もクラスメイトも先輩も ある5人を除いて
この笑顔が偽物だと 気がついていない
笑咸 紫呉
いつもそれを模索する日々
本当に笑えなくても皆を騙せる 上手な笑顔が出来ればいい
少しすると後ろから
父親 ( 笑咸 )
そう父親の声が聞こえた
笑咸 紫呉
そう言って微笑んだ
きっと今も不格好だろう
父親 ( 笑咸 )
父親 ( 笑咸 )
笑咸 紫呉
父親 ( 笑咸 )
父親 ( 笑咸 )
暗くて良く見えなかったが 微かに寂しそうな顔をした気がする
父親 ( 笑咸 )
笑咸 紫呉
父親が見えなくなってから そう呟いた
顔を洗って歯ブラシを終えると
洗面台を後にした
部屋に着くと ベットサイドライトの電気を付けた
明るいのはあまり好まない為
カーテンは締め切り 小さい光で視界を確保している
棚を開け制服を取りだし ベットに置いた
着用している衣服を脱ぎ
制服を手際よく着た
am . 6 : 00
今日は何となくいつもより 早く出て行く事にした
リビングの机のお金を手に取り 親の貯金箱に入れた
笑咸 紫呉
そう呟いて家を出た
外はまだ薄暗く 一通りも少ない
笑咸 紫呉
笑咸 紫呉
少し歩くと肩を ぽんぽんと叩かれた
静かに後ろを振り向くと 綺麗な笑顔をした秌先輩が立っていた
笑咸 紫呉
秌先輩の笑顔に応えるように 笑顔を返した
秌先輩は少しの間 俺を見つめると
白戯 秌
俺の頬を引っ張った
笑咸 紫呉
突然な事に驚いていると 秌先輩が口を開いた
白戯 秌
秌先輩の言葉には 少しの圧を感じた
笑咸 紫呉
白戯 秌
秌先輩は微笑みながら 手を離した
頬に多少の痛みを感じながら 秌先輩と駅へ向かった
白戯 秌
駅のホームに着くと 秌先輩が言った
笑咸 紫呉
笑咸 紫呉
白戯 秌
白戯 秌
と秌先輩は遠い目をした
確かに秌先輩の兄弟は 個性が強い ( 秌先輩含め )
その個性がぶつかり合って しまうのだろう
秌先輩と談笑していると 電車が来た
秌先輩は俺の手を掴んで 電車に乗り込んだ
いつもより早い時間に 学校に着いた
笑咸 紫呉
何故か電車に乗り込んだ時から 手を繋いだままだ
白戯 秌
といいパッと手を離すと
白戯 秌
秌先輩はA棟の方向へ 元気に走っていった
笑咸 紫呉
そんな事を言いながら A棟の反対側のB棟の下駄箱へ向かった
コメント
1件
不思議な感じがしてなんか不思議 ? 続き楽しみにしてます!✨(/▽\)♪