※ わんく ※
[ 注意 ]
伽羅 崩壊
口調の変化 etc .
短め
教室にはやはり 誰も居なかった
笑咸 紫呉
.. 静かだな 、
不思議な気持ちになりながら 自分の席に座った
暇潰しにスマホを 触っていると
廊下から声が聞こえてきた
笑咸 紫呉
白戯 那加
.. あれ ? すまいる , 今日早いね 、
ドアから白戯が ひょこっと覗いた
笑咸 紫呉
.. 白戯 , おはよ 、
俺は挨拶と一緒に にこっと笑った
白戯 那加
.. 元気 ?
笑咸 紫呉
ぇ ? あ , あぁ 、 元気だ 。
そういうと白戯は ムッとした
白戯 那加
またその嘘 ~ ?
笑咸 紫呉
.. ?
白戯 那加
本当は笑顔でも元気でもないのにさ 、
そう言いながら 白戯は近づいてきた
笑咸 紫呉
白戯 ?
白戯 那加
.. あれ ? 頬のここ赤くなってない ?
白戯は俺の頬を指差した
笑咸 紫呉
.. これ , さっきの秌先輩の ..
そう言いかけると 白戯は机に置いてた俺の手を
グッと引っ張った
笑咸 紫呉
? ! , 白戯 ?
白戯 那加
秌が何かしたの ?
白戯は俺に圧をかけた
秌先輩とそっくりだ
笑咸 紫呉
いや , 俺が悪いから 、
白戯 那加
そんなんじゃなくて ,
白戯 那加
何があったの ?
笑咸 紫呉
.. 俺が約束破ったら頬を引っ張られただけ 。
白戯 那加
頬を .. ? .. さいて ー ..
白戯はパッと手を離すと A棟の方を睨んだ
笑咸 紫呉
.. 白戯 ?
白戯 那加
.. もう秌には近寄らないで ,
笑咸 紫呉
いや .. でも 、
白戯 那加
でもじゃないから 、
もう一度白戯が 俺の手を握った
さっきよりも強く
強く
笑咸 紫呉
いっ .. 、
白戯 那加
.. 分かった ?
笑咸 紫呉
わ っ かった ..
その言葉を聞くと パッと手を離した
白戯 那加
.. 気をつけてね 。
この兄弟はおかしい
白戯 那加
.. あと , 嘘で自分を偽らないでね 。
でも
そんな事言ってる俺も
嘘ばかりのおかしい人間だ
笑咸 紫呉
.. それは約束出来ないかもな 、
白戯 那加
? , なんか言った ?
笑咸 紫呉
.. いや 、