あまねさま
理由教えてほしい子がいたから
あまねさま
教える
あまねさま
怖いけど話すね
あまねさま
長くなるし重い話になると思う
あまねさま
苦手な子は読むの辞めてね
あまねさま
見てくれる子は引かないで
あまねさま
今から話すのは僕の本当のお話です
あまねさま
僕はちっちゃい頃から虐待受けてました
あまねさま
今思えば酷いことされてたな
あまねさま
ひとりっ子だし、周りにも助けてくれる人なんていないし
あまねさま
愛されるかもとか思いながら生きてきました
あまねさま
小学生でやっと僕に名前がついたんだ
あまねさま
小学生にあがったころ
あまねさま
もちろん保育所なんて行けなかったから初めてばっかりでわくわくしてた
あまねさま
小学2年までは楽しかったです
あまねさま
家では愛されなかったけど学校では愛されてた方だとは思う
あまねさま
小学3年生
あまねさま
僕への虐めが始まりました
あまねさま
前からキモかったんだってウザかったんだって何回も言われた
あまねさま
仲が良かった子にも先生にも見捨てられて
あまねさま
小6まで続いた
あまねさま
小学6年
あまねさま
虐待で顔に深い傷ができた
あまねさま
それを見つけたクラスメイトが虐めで
あまねさま
傷をすっごい深くまでつけた
あまねさま
血は止まらないし
あまねさま
痛いし
あまねさま
口の横でほっぺんとこだから口は開けないし
あまねさま
喋れないし
あまねさま
すぐに病院に行った
あまねさま
一生残る傷になった
あまねさま
今でもある
あまねさま
中学生
あまねさま
中学の先生は虐めを止めてくれた
あまねさま
虐待のことを話したら信じてくれなかった
あまねさま
親は犯罪をして捕まって
あまねさま
僕は施設に入れられた
あまねさま
友達もできた
あまねさま
1番仲が良かった子は自殺して
あまねさま
いなくなった
あまねさま
その子は愛されてたんだ
あまねさま
遺書には僕の愛し方がダメだったらしい
あまねさま
愛なんて知らないし
あまねさま
愛し方なんて知るわけない
あまねさま
でもダメだったらしい
あまねさま
僕は人を信じないで愛さないで生きることにした
あまねさま
施設の先生は僕をせめた
あまねさま
愛せないなら愛すなって言われた
あまねさま
愛し方が分からないなら死んでやり直せって言われた
あまねさま
あの子じゃなくてお前が死ねば良かったって言われた
あまねさま
確かにそうだなってなった
あまねさま
だからいなくなるよ
あまねさま
あの子に謝りたいなぁ
あまねさま
「そんな事で?僕の方が苦しいよ」って子
あまねさま
ごめんね
あまねさま
僕は僕なりに考えたよ
あまねさま
だからこの選択になった
あまねさま
ごめんね
あまねさま
2月までは生きてると思うから
あまねさま
文もおかしくなっちゃったね
あまねさま
ごめんね
あまねさま
ごめん
あまねさま
ごめんね
あまねさま
ごめんなさい