この方の
このストーリーの続きを書かせていただきました。
もしかしたら違う感じになってるかもです💦
ということなので、早速書いていこうと思います!
皆様でます。 もしかしたら今のs.t.p.r様と口調が違うかもしれません。 昨日始めたばかりの初心者なので暖かい目で見てくださると嬉しいです☺️ 3タップ後スタート。
あれから数日。
たまにズキッという痛みが走る。
その度に周りに心配させちゃって
兄なのに情けないなぁ、と思いながら 世話をしてもらっている。
死のうとした俺を面倒をみる弟たち。
きっといい気分ではない。
もし俺があの時、事故らなければ...
頼めばすぐ持ってきてくれるのに
俺は何も出来ない
そんな自分に嫌気を指す
俺はどれだけダメな人間なんだろう。
大事な弟たちがいるのに、先に1人逝こうとして...
俺が弟なら、耐えられないのに...
黄くん...涙目になってる。
泣かせるまで追い詰めてしまってただなんて...
なにか言いたそうな顔をするも、
首を振り涙を零す黄くん。
この言葉でやっと気がつけた。
弟たちを置いて死のうなんて、
本当に馬鹿な話だ。
それなのに俺は...
自分が辛いからって死のうとして...
泣き崩れる黄くん。
それを見て俺も泣いてしまう。
俺のやった事がどれだけ弟たちに心配をさせたか、
不安にさせたか、迷惑をかけたか、
考える余裕なんてなかった。
もし時間が巻き戻るとするなら、
俺は事故る前に戻って
自殺をするのを辞めたい。
こんなに弟たちを傷つけるなんて、
思っていなかったから。
みんなの目には涙が溜まっていて
俺の顔を見るたびに涙を零す。
青ちゃんが言った言葉は
ずっと言えずにいた言葉だと思うと
俺までつらくなる。
俺が弟たちに相談しなかった理由は、
悲しむ顔を見たくなかったから。
俺の相談のために時間を使いたくなかったから。
「みんな兄弟」
俺らは兄弟なのに
それなのに....
それなのに俺は、
こんなにも素敵な弟を持っている。
みんなの兄でよかった。
そう思った。
あれから半年。
俺はやっと退院出来た。
と、言ってもリハビリが残っているけどね。
半年ぶりの家。
自分が払っていた家なのに、
ずっと住んでいたのに、
緊張する。
目を覚ました時よりも
みんなの顔に笑顔の花が咲いて
みんなの顔色もよくなって
笑ってる。
俺らに必要なのは笑顔。
笑顔の花を枯れさせてしまったのは俺。
でも、みんなで一緒にまた新しいお花を見つけ
笑顔の花を取り戻した。
それだけで俺は嬉しかった。
やっぱり、弟たちを置いて死のうなんて
自分勝手すぎる。
それを気づかせてくれた弟たちを
今度は絶対悲しませない。
そう誓った。
いつもの感じ
懐かしい。
そう思った。
部屋の中には
「紫ーくん!退院!おめでとう!」
という文字が。
俺は膝から崩れ落ち、大号泣。
6人色のマグカップ、
6人色のスリッパ
6人色のパーカー
そして...
ひとりひとりのメッセージカードが。
みんなには感謝しかない。
あの夢で気づいたんだ。
俺にはみんなが必要だってことを。
みんなをもっと頼ればよかったんだ
そう後から後悔した。
そう言いながらいちばん泣いてる赤くん
みんなは本当に俺の事を心配してくれたんだ。
このことを忘れず、みんなを頼って生きていこう。
そう誓った。
- end -
コメント
2件
飴玉ちろる 様の素敵なストーリーの続きを始めたばかりの未熟なえびふらい。に書かせていただきました!! ちろるさん、素敵なストーリーをありがとうございました!!