そんなわけない。
昨日と同じ明日が。
くると思ってた。
あいつと喋って。 あいつと笑って。
そんな日々が
ずっと続くと思ってた。
ずっとなんて
確証も
根拠も
なかったのに。
立花薫
瀬戸弥笠
立花薫
瀬戸弥笠
立花薫
瀬戸弥笠
これが、薫とした最後の会話。
瀬戸弥笠
弥笠母
瀬戸弥笠
つーか幼馴染やん おれら
弥笠母
瀬戸弥笠
弥笠母
薫はおれのヒーローだった。 憧れだった。
いじめられてたおれを、 助けてくれた。
こんどはおれが助ける番だったのに。
瀬戸弥笠
まだありがとうもいってない。
今
薫はいない。
昨日まで一緒に喋ってたのに。
昨日まで。
薫はいない。
薫はいない。
そこらへんで井戸端会議してるばばぁ
そこらへんで井戸端会議してるばばぁ
そこらへんで井戸端会議してるばばぁ
そこらへんで井戸端会議してるばばぁ
もう殺されてるんじゃない?
瀬戸弥笠
おれが、用事があるっていったから。 おれが、いっしょにいかなかったから
瀬戸弥笠
走り回る。 雨が降ってきた。
おれは、かけまわった。 薫がいきそうなところを片っ端から 訪ねていった。
薫はいなかった。
ーもう殺されてるんじゃない?ー
瀬戸弥笠
瀬戸弥笠
瀬戸弥笠
次の日 風邪ひいた。 高熱にうなされた。 夢を見た。 薫の夢。
瀬戸弥笠
立花薫
瀬戸弥笠
立花薫
瀬戸弥笠
立花薫
瀬戸弥笠
立花薫
瀬戸弥笠
立花薫
薫の肩を掴む。
瀬戸弥笠
立花薫
瀬戸弥笠
立花薫
瀬戸弥笠
立花薫
瀬戸弥笠
立花薫
瀬戸弥笠
立花薫
瀬戸弥笠
瀬戸弥笠
立花薫
瀬戸弥笠
瀬戸弥笠
瀬戸弥笠
涙が流れ落ちる。
立花薫
しゃべんなって
瀬戸弥笠
目を覚ます。
弥笠母
瀬戸弥笠
弥笠母
瀬戸弥笠
弥笠母
弥笠母
瀬戸弥笠
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!