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工藤ちゃん
工藤ちゃん
工藤ちゃん
工藤ちゃん
工藤ちゃん
工藤ちゃん
いつもより少し暗い。そして寒い。心が凍りつくような冷たい風。今にも雪が降りそうな天候。 その天気の悪い中、ゆあんはコンビニ袋を持って帰っていた。
じゃぱぱ
後ろから飛びつく。いつも通りのじゃぱぱ。 いつも通りのゆあん。 そのいつも通りとは、どういう意味なのか
ゆあん
ゆあん
いつものように、目は死んでいる。なのに顔はいつもの笑顔の"仮面"。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
嘘だ。断りたいんじゃない。誰かの領域に踏み込むことが怖いだけ。人のぬくもりに触れれば自分が分からなくなる。ずっと一人で生きてきた。
ゆあん
じゃぱぱの悲しそうな顔を見る。 そんな顔を見たら断りきれない。
ゆあん
2人で並んで帰る。拳1個分の距離。遠すぎず、近すぎないちょうどいい距離。じゃぱぱの家はすぐそこ。 もうつきそうだった。
鍵を開けてリビングに案内する。
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあんはソファーにちょこんと座る。 まるで普通に座っていいと言われていないかのように。 指示をされないと動けない、許可されてないと認識するようになってしまったのか、…
じゃぱぱ
それを見てじゃぱぱは、胸が締め付けられる。 何もなかったかのようにキッチンでオムライスを作る
ゆあん
じゃぱぱ
キッチンでオムライスを作っている生活音が聞こえる。 少し経って、オムライスが運ばれてくる。
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあんは一口だけ食べる
ゆあん
ゆあんはいつも通り優しい声で言う。けれど、 「食べて」と言われて一口食べただけで、「全部食べていい」とは許可されてないと思っているような、そんな食べ方だった
じゃぱぱ
そのぎこちなさを見て
じゃぱぱ
ゆあんの手が止まる。 全部という言葉を理解するのに時間がかかる。 命令されたのか、許されたのか。 その2つの区別がつかなくて、少し困ったような顔をしていた。
ゆあん
一口ずつぎこちなく口に運ばれていく。 味わうと言うよりは流し込んでいるように見えた。
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
その言葉を聞いてゆあんは固まる。 ポツポツと外では雪が降り始めていた。
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあんはわざとらしく時計を見る。
ゆあん
荷物を持って玄関に走っていく
ゆあん
手が空を切る
じゃぱぱ
その"またね"には、また会おうではない 何か違う感情が入っている気がする。 じゃぱぱはそれを感じ取ったのかもしれない
いつものように席に座って目立たないようにしているゆあん。それの反対に、いつも輪の中にいるじゃぱぱ。
じゃぱぱ
クラスメイト(使い回し
クラスメイト(使い回し
じゃぱぱはちらっとゆあんをみる。 いつもの何の感情もない目。その目をみるのは少し勇気がいる。何かすべてを見透かされてるような、あきらめられているような、そんな感じがする怖い目。
じゃぱぱ
それを見るたびにじゃぱぱはどうすればよかったのか、…と 自分を責める。責めて責めて責める。でも、…何も起こらない。 自分を責めたって何も起こらない。何も変わらない。 過去のことを責めたって何も変わらないんだ、…。
ゆあん
予鈴がなる。 みんな席に座る。
じゃぱぱ
そんな普通な一日が今日も当たり前のように過ぎていく。
あっという間に放課後。 俺は下駄箱でゆあんをさりげなく待っている
ゆあん
ゆあんが来てるのを見て、じゃぱぱは下駄箱の靴を取り出す。
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
少しそっけない感情のこもってない返事だったが、返事をもらえただけで、うれしかった。靴をはきながら口を開く。
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
忘れたようにお互い振る舞っている。だけど、お互い昨日の事を忘れているわけ、…ないだろう…。でも、…まだ踏み込んじゃ駄目だ。じゃぱぱはそれを感じ取ったのかもしれない。開きかけた口が閉じる。
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
空気が止まった気がした。 じゃぱぱの心臓がドクンと跳ねる。
じゃぱぱ
コメント
4件
神作みっけ!✨️ 続き楽しみにしてますね💞
いいね。いいね。 素晴らしいね。