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Σ٩瑜乃☩
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冷蔵庫
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あらすじ:殺人鬼のレギを家に迎え入れた
……次の日
空は日の光が差しかかり、とても明るい。
レギ
レギは少し目を開ける。
レギ
反対側の方に体を傾ける。
レギ
隣にいる天狼は、隊服を着たまま、ベットにもたれかかってすやすやと寝ている。
その顔は、何故か安心しきったような顔だった。
レギ
レギはそう小さく呟きながら、自分に掛かっていた毛布をそっと天狼に掛けた。
レギ
レギ
レギはそう思った。
ニンゲンなんか誰も信じれない、信じたくないはずなのに。
レギ
何か、弱みを握られたようだった。
天狼
レギの声で目を覚ましたのか、天狼が大きなあくびをして体を起こした。
レギ
天狼
そう眠そうに言った。
レギ
天狼
レギ
天狼
レギ
天狼
レギ
レギは寝起きだとは思えない程の大声を出した。
天狼
レギ
2人はそう話しながら部屋を出た。
リビングに行くと、机に昨日なかったはずの本が数冊置いてあった。
本は、この国の歴史書や古典など、難しそうなものばかりだった。
天狼
そう言って片付けようとすると、レギが一冊ひょいっと手に取った。
レギ
天狼
レギ
天狼
天狼はわざとらしく文句を言う。
その姿にめんどくさいとでも思ったのか、ため息をつきながら言った。
レギ
天狼
レギ
天狼
レギ
レギは面倒くさそうに本を片付け始めた。
それを見て、天狼はくすっと笑いながら隣で本を片付けながら、言った。
天狼
天狼
レギ
天狼
天狼は小走りで奥の部屋に向かった。
向かったと同時に、どこかから紙がひらひらと舞い落ちてきた。
レギ
レギは拾い上げて見てみると、上の方にデカデカと大きな文字でこう書いてあった。
我が国1番の隊長天狼、またまた大手柄!!
それを見た瞬間、レギは思いっきり新聞をぶん投げた。
レギ
思いっきりぶん投げたことと天狼への自画自賛すぎる行動に息切れしながらツッコんでいると、ひょこっと天狼が出てきた。
天狼
レギ
天狼
天狼は作った朝ごはんを机に置いた後、床に落ちていた何故かぐしゃぐしゃの新聞を拾い上げて、本棚の中に突っ込んだ。
レギ
レギは出てきた飯を指差して言った。
それは、白色でトロトロしていそうなスープだった。
中には人参や四角い肉、じゃがいもなどがゴロゴロ入っている。
天狼
天狼
天狼
レギ
レギはそう言うと、迷いもなく口に入れた途端
天狼
レギ
そう叫んで飛び跳ねた。
シチューはとても熱い状態だったらしく、レギは目を少し濡らして暴れ回っている。
レギ
そんな姿を見た天狼が、笑いを堪えられずに吹き出した。
天狼
天狼
天狼
レギ
天狼
天狼
レギ
天狼
レギ
天狼
レギ
天狼
天狼
天狼
レギ
そういった途端、レギが放つ空気が変わった。
レギの目は天狼をギラリと睨みつけ、辺りは少し冷たくなり、少し殺気がある。
天狼
レギ
天狼
天狼
天狼
レギ
レギは安堵のため息をついた。
天狼
天狼
レギ
天狼
天狼
レギ
天狼
レギ
天狼
そう言うと、天狼はレギの頭をポンポンと撫でた。
レギ
レギはその瞬間、顔と耳が驚くくらい真っ赤になって後ずさりしながら天狼から離れた。
レギ
天狼
天狼の顔は良いものを見たかのようにニヤニヤしており、気分は最高潮に達している。
レギ
レギは今にも殴ってくるんじゃないかというぐらいの勢いで天狼を追い出す。
天狼
天狼は楽しそうに笑いながらすたこらさっさと家を出ていった
レギ
天狼
天狼
天狼はそんなことばっかり考えていたせいで顔が緩んでいたのか、ニコニコしながら歩いている。
その姿を見ていた住人たちは、ヒソヒソ住人同士で話し始めた。
住人
子供
住人
住人
天狼
そんなことを知りもしない天狼は、やっと住人達に見られていることに気づき、何をしたか思い出そうとしていると───
???
後ろから、鼓膜が破れそうなほどの大きさの声を放つ、巨大な男がいた。
天狼
ガルド
彼はガルド。この国の騎士団隊長だ。
深紅の髪、巨大な体、豪快で斬新な戦い方、そして、身体中に刻まれている落書きのようなタトゥーで有名な豪傑な男だ。
天狼
天狼
ガルド
ガルドは照れを誤魔化す(?)ように、天狼の背中を力強く叩く。
天狼
天狼
天狼は顔を引きつらせて、痛みを受け流すように身体に少し力を入れる。
天狼
ガルド
天狼
ガルド
ガルドはそう言い、自分の部下の所へ走っていった。
天狼
天狼は、手のひらを下に向けて、魔力を体全体に纏わせた。
天狼
そう小さく呟くと、天狼は一瞬で消えてしまった。
住人たちはそれを見て、天狼が居なくなった今も天狼のカッコ良い姿に見惚れていた。
───王の間では、王様が暇そうに黙り込んでいる。
その周りでは、メイドや執事、料理人たちが王様の機嫌取りをしている。
そこへ、城下町からテレポートしてきた天狼が王様の近くへ立った。
天狼
王様
天狼
王様
王様
天狼
天狼
王様
王様は眉をひそめた。
天狼は、本当に申し訳ないと言う顔を装っている。
王様
王様
天狼
天狼
天狼がこう考えるのには訳がある。
天狼はこの職業を何年もやっているが、その強さとたくましさ、そして信頼感により王様から莫大な信頼を持っていた。
任務の失敗もほとんどないため、今回のような失敗を犯しても特に問題はないのだ。
天狼
天狼
天狼
その瞬間、王様から表情が消えた。
王様
王様が小さく呟く。
王様
王様は立ち上がり、大きな扉を開けて天狼を手招いた。
天狼は不信に思いながら扉の先へ入った。
……To be continued
コメント
1件
いやあ、今回も面白かったです!朝のやりとりからもうレギと天狼の距離感が絶妙で、特にレギが天狼に毛布を掛けるシーン、あれめっちゃグッときました。殺人鬼のくせに「なんでこんなことしてるんだ俺」って自問してるところとか、人間不信なのに気づけば信頼し始めてるのがじわじわ伝わってきて…。あとシチューで火傷して暴れるレギ、可愛すぎでしょ(笑)。天狼に頭ポンポンされて真っ赤になるとか反則です。それでいて後半の王様のシーンで一気に空気が変わる構成もお見事。これは次が気になりすぎますね…!