霊夢
はぁ、季節の流れって早いわねぇ。
霊夢
冬が始まったかと思えばすぐに終わって………
霊夢
もう桜のつぼみも出てきてるし………
霊夢
さて桜の進捗でも見ますか。
ガラッ(←障子開けた音)
霊夢
あら?何か変ね………
霊夢
何か………紅いような………
霊夢
もしやまたあの亡霊かしら?
いやでも、それなら完全に桜が咲ききってないのに………
いやでも、それなら完全に桜が咲ききってないのに………
霊夢
とにかく異変ね。
霊夢
他のやつらより早めに行きますか。
魔理沙
ふんふふーん♪
アリス
魔理沙いる?
魔理沙
ん、何だぜ?
アリス
まだあなたは外を見てないの?
魔理沙
ん?桜のことか?今年は満開になるといいな!
アリス
あのねぇ、異変のことに気づいてないの?
魔理沙
冗談だよ、そこまでまともに相手しないでくれ。
アリス
私は行くのやめとくけど、あなたのためにまぁまぁ使える魔方陣、作っ
てあげたわよ。
てあげたわよ。
魔理沙
おお!ありがとだぜ!ちょうど一つ足りなかったんだ!
アリス
またなにか作ってんの?
魔理沙
これをこうして………
魔理沙
出来た!
魔理沙
よっし!行ってくるぜ!
アリス
怪我には気を付けなさいよぉー!
妖夢
ぐっ、はぁはぁ………
妖夢
まだ、まだ練習をしなければ………!
妖夢
はっ、はっ、はっ!
幽ヶ子
妖夢、少しは休みなさい。体に何かあっては修行の意味なしよ。
妖夢
ですが、私はまだまだ未熟。幽ヶ子様を守るためにこうでもしなければ……
幽ヶ子
そんな疲れた状態で、敵が来たら貴方は技を繰り出せず、終わるだけよ。
妖夢
………
幽ヶ子
少し出掛けてくるわ。
妖夢
そんな、危ないですよ!
幽ヶ子
私の愛しい桜を汚すものだなんて許せないわ。
妖夢
なら、私も!
幽ヶ子
こんなこと言いたくはないけど………
幽ヶ子
今の状態の貴方ではお荷物同然。自分の力を今見極める時よ。
妖夢
………
幽ヶ子
………お土産は貴方の好きな物買ってあげる。
幽ヶ子
その代わり、私が帰ってきたらすき焼きね♪
妖夢
は、はい………!
幽ヶ子
うんじゃ、お留守番頼むわよ。
咲夜
お嬢様、入ってもよろしいでしょうか?
レミリア
えぇ、良いわよ。
咲夜
ご報告の方になります。
レミリア
………言え。
咲夜
はっ、現在異変が起こりました、異変の首謀はまだ分かりませんが。
レミリア
首謀の予想位置は?
咲夜
はい、妖怪の山です。
レミリア
分かった、では貴方につかいを頼むわ。
レミリア
首謀者の首を持ってきなさい。
咲夜
はっ、かしこまりました!