コメント
5件
初コメ失礼!この小説好きやわ! ○○ちゃん可愛い!それにしても○○ちゃんの過去がつら!
母
ごめんなさい
姉
姉
ごめんなさい
母
ごめんなさい
祖母
ごめんなさい
男
ごめんなさい…
「───ん!」
ごめんなさい…
「───さん!」
ごめんなさい…
「─〇さん!」
産まれてきて、ごめんなさい
構成員
杏堂〇〇
何度目かの呼びかけで一気に現実へ引き戻される。
目の前には焦った様にこちらを見る構成員。
此処は…車の中、ポートマフィアビルの駐車場だ。
杏堂〇〇
構成員
杏堂〇〇
杏堂〇〇
体中汗で濡れていて寒気がする。
手元には血で濡れた兎の縫いぐるみ。
あぁ、あの任務から帰ってきたのか。
少しづつ状況を把握して、頭が冴えていく。
車から降りて構成員に改めてもう一度礼を云い、 ポートマフィアビルへ戻った。
杏堂〇〇
仕事部屋に戻って、紅茶を淹れる。
椅子に座ってホットミルクティーを飲めば 段々と心が落ち着いてきた。
久しぶりに昔の夢を見た。
最近見てなかったのに、さっきの任務の所為かな。
泉鏡花ちゃん。三十五人殺し。
十四歳の女の子。孤児。
何処か感情が薄れているような、あの虚ろな目。
何もかもが過去の自分と一致していて まるで昔の私を見ている様だった。
出来ることなら、自由に好きな事をして生きて欲しい。
なんて、誰にも云ってはいけない事だけど。
杏堂〇〇
ふと、太宰の顔が脳裏を過ぎる。
え、なんか用?今干渉に浸ってたんですけど。
「〇〇〜、サンドウィッチが食べたいよぉ〜」
杏堂〇〇
そうだ、太宰へ持って行ったサンドウィッチが 未だ残ってるんだった。
早く食べないと食べられなくなっちゃう。
だとしても頭にまで出てくるなんて。
杏堂〇〇
てまり(作者)
てまり(作者)
てまり(作者)
てまり(作者)
てまり(作者)
てまり(作者)
てまり(作者)
てまり(作者)
てまり(作者)
てまり(作者)
てまり(作者)