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美由樹
いつの間にか眠っていたらしい。
外の風景は見えず、車内の明かりは頼りない
行き先を示すはずの掲示板は消灯していて
運転手も見当たらない
美由樹
美由樹
座席を立ち上がり
前の方の席へ向かおうとする
美由樹
足を引っ張られて転び
咄嗟に顔を庇ったため
大事な怪我を回避したが
美由樹
乗客全員の足には太い金属製の鎖が繋がれており、ひとりで身動きが取れなくなっていた
暫く何も考えられず
その場に立ち尽くしていたが
男の声にハッとさせられた
加藤
加藤
加藤
後方から聴こえた男の声は
明らかに震えており
この状況の異様さを再認識した
美由樹
開口一番に言うセリフではないが
今一番重要なことに違いない自信があった
加藤
男は完全に冷静さを失い
顔は青ざめ、パニックに陥った
加藤
美由樹
加藤
美由樹
美由樹
加藤
ひどく感情的になった声で
また一人目を覚ましたらしい
バンドマンのような風貌をした男は
声をかける間もなく立ち上がり
私と同じように足をとられ転んだ
桐也
男が力いっぱい足を動かしていた時
数字を与えられていた男がひどく焦りだした
加藤
加藤
加藤
加藤
美由樹
美由樹
桐也
加藤