テラーノベル
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日向
目の光が無くなっていく俺は、家族には笑顔を見せた。
気付かれないように、バレないように。
モブ(使い回し)
日向
モブ(使い回し)
モブ(使い回し)
日向
日向
モブ(使い回し)
日向
モブ(使い回し)
モブ(使い回し)
日向
モブ(使い回し)
日向
日向
モブ(使い回し)
日向
日向
日向
日向
日向
モブ(使い回し)
バレー部のみんなに顔の湿布を見られないようにいつからか、フードを被って登校しだした。
そしたら、なんということかバレー部のみんなを見かけても俺のことには気付かなかった。
それは、俺の彼氏···蛍も。
日に日に増えていく肉便器。
それは、授業中でもお構いなしだった。
誰も俺を助けてくれないし、見て見ぬふりをする。
教師も友達も、仲間も。
それが俺にとっては本当に辛くて、悲しい。
日向
月島
山口
日向
俺は、ひとりぼっちだ。
バチュッバチュッバチュッ
日向
肉便器になるのも、何故だか慣れてきた。
なんでだろう。
モブ(使い回し)
バキッ
日向
喘げなくてごめんなさい。
気持ちよくなくてごめんなさい。
ごめんなさいっ。
俺は、終わるまでずっと喘げなかった。
みんなからは殴られ、蹴られ、出され、怒りながら帰っていった。
モブ(使い回し)
日向
なら、助けてよ。
モブ(使い回し)
生徒会長は、笑った顔で俺に問いてきた。
モブ(使い回し)
日向
そう、と思った俺は生徒会長から目を離す。
グイッ
日向
モブ(使い回し)
そっぽを向いた俺の顔を無理やり自分と目を合わし、にこりと笑って見せた。
その顔は、今にも殴りかかりそうだ。
モブ(使い回し)
はぁ、はぁと息がダダ漏れだ。
気持ち悪い···汚い。
日向
モブ(使い回し)
モブ(使い回し)
そう言い放った生徒会長は部屋から出ていった。
腰が痛い俺は、部屋で1人になった。
日向
俺はそこで、静かに泣いた。
ピタッ
放課後。
部活に行こうと、部室のドアを開けようとしていた時だった。
菅原
澤村
影山
菅原
影山
影山
山口
菅原
月島
菅原
菅原
日向
みんな、俺が嫌いになった。
改めて、俺は再確認をした。
仲間にも好きな人にも、全員。
誰も俺を見てくれなくなった。
愛してくれない。
助けてくれない。
居場所がない。
バレー部は···俺の生きがいだと思っていたけれど、それは間違っていたんだ。
肉便器の俺が幸せになるのはいけないことだ。
ごめんなさい、みんな。
もう、みんなに会わないようにするから。
話しかけないから···部活にも行かないから。
だから···俺を忘れて。
お願い、します。
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