過去 2
設定は前話と同じです
青
え、ッえっと、…
紫
俺は紫って言います、
彼はずっと優しい笑顔を見せ続ける
紫
この神社の、守り神、?
紫
的なのを、やってますw、
青
、?はい
紫
いや、突っ込んでよッ
青
wwww
優しそうな人で良かった、
心からそう思った、
彼と過ごす日々は幸せだった、
今までの辛いこと全て
彼の笑顔で一瞬で忘れてしまう
今日で、一週間だろうか、
いきなり彼が呟いた
紫
ねぇ、青
青
ん、?
紫
青はさ、
“ 生きたい、? ”
青
ぇ、
彼からの質問は
あまりにも以外だった
青
え、ッえぇ?w
青
もちろんだよ、w
紫
そ、っか、
彼は寂しげな笑顔を見せ言った
紫
今から俺が言う事、
ひとつも漏らさずに聞いて
青
、っ
彼からのこんなに真剣な眼差しで 見られたのは初めてだった、
紫
俺は、神でもなんでもない、
紫
呪いが移った、
ただの生贄だ
青
、ぇ、ッ
紫
俺が来た時も、
紫
その時に居た生贄は
紫
俺に“ 生きたい ”か聞いた
紫
俺は毎回、生贄に
紫
聞いている訳では無い
青
へ、ッじゃ、っじゃあ
青
なんで僕に、ッ
僕は動揺が隠せない
紫
ふ、ッ
優しそうだったから
紫
まぁ、結局それだけだよ
紫
選ばれた人材は
紫
生贄として来た人を
紫
“ 一週間以内 ”に
紫
殺さなければならない、
青
ぇ、ッじゃあ、…僕、
紫
最後まで聞いて、…
紫
わかった、?
青
、…わかり、ました
紫
後、最後にふt、…
紫
最後にひとつ、
紫
これだけは覚えておいて、
生贄を100人殺したら 解放されるから
青
ぇ、ッ
紫
まぁ、ちなみに
紫
俺は青を殺せば100人目
紫
なんだけどね、w
青
ぇ、っじゃあ、ッ
紫
んーん、いーの、!
紫
青には生きて欲しい、
紫
ね、!
青
う、ん
彼は僕に全てを話してくれた
ひとつを除いて
彼が全て話してくれた後
僕は疲れていたため
直ぐに眠りについた
後日、彼はどこにもいなかった、
彼の部屋にも、広間にも、
青
紫くん、!
僕は神社中走り回る
青
どこ、ッ!?
青
返事してよ、!
彼の姿はなかった
いくら探しても、
彼が見つかることは無かった
僕はただ、
裏庭にある深い池が
どんどん赤く染まっていくのを
涙を流しながら
見つめているだけだった、