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放課後
花園 優
私は鼻歌を歌いながら美術室の窓辺で絵を描いている。そう、私の所属している部活は美術部なの!
グリム
花園 優
グリム
グリムは 本人曰く美術部員じゃなくて美食研究会?言わば食レポの部員らしいんだけど、場所は美術室でやるらしいので結局部員は美術か…
グリム
グリム
花園 優
と、こんな感じでいつも私のお菓子を勝手に食べて無くなる始末。 な~にが美食研究会なのか…💧
花園 優
花園 優
目線が目の前の窓の方向に向いて、つい下の芝生の方を見てしまう。
前までは芝生なんて見なかったのに…
花園 優
シルバー先輩の所属の部活は馬術部。 いつも馬を走らせている運動部だ。 すごいなぁ〜運動音痴の私にはこんなの絶対無理だよ…💧
先輩を好きになってからよく窓の下を見るようになってしまった。本人が気づいたらどうしよう…💧
グリム
グリム
花園 優
グリムの声で私の目線はシルバー先輩から 同じ馬術部の怒鳴ったリドル先輩と、それを見てウキウキしているバスケ部のフロイド先輩に目が移ってしまった。
グリム
花園 優
そう言って、また目線はシルバー先輩の方に行った。はぁ~ また先輩と話せたらいいのに…
花園 優
花園 優
開き直って私はまた絵を描き出す。 今の私は…多分ニコニコでニヤニヤしている!!
グリム
花園 優
グリム
花園 優
私はついニコニコしてグリムに今の気持ちを伝えてしまった。グリムは私を哀れみのような目で見る。その表情で私は我に返った。
翌日 2月14日 バレンタインデー
放課後
グリム
花園 優
グリムは4足方向で美術室に向かっていった。
花園 優
私は手提げ袋に入れておいた 箱に入っている手作りチョコレートをこっそり取り出す。
花園 優
花園 優
メッセージカードに宛名は書いていない。だって恥ずかしいんだもん! それに、元の世界に帰るまでこの片思いは、私の心の中だけにしまっておきたい…わざわざあの人に知られる必要は無い。
花園 優
花園 優
教室から急いで出て、ガーゴイル研究会に向かった。そう、そのガーゴイル研究会に友人のマレウス様ことツノ太郎が所属しているからだ!
花園 優
花園 優
不幸なことに、ガーゴイル研究会は 『今日休み』だと看板に書かれてあった。そのため、当然彼は居なかった。
花園 優
花園 優
花園 優
好きな人に本命を伝えるって、こんなにも胸が苦しいことなんだ。 と、この時実感した。
花園 優
私は、窓の下の芝生をじっと見つめる。 意を決して、もう好きだって伝えよう! それがたとえ本人に断られても周りの誰かに笑われたっていい、何が起きてももう大丈夫だから!
花園 優
私はすたこらさっさと誰もいない階段の踊り場でチョコを渡す練習…言わば告白の練習を何回かした。練習したところ、正直恥ずかしい…誰かが来たら顔から蒸気出て死ぬ自信しかない!
花園 優
花園 優
花園 優
よしっ…!セリフも噛まずに喋れた! これでシルバー先輩に意を決して伝えられる…
そう思った私は同時に 俯いていた顔を上げて、ぎゅっと閉じた瞳を開けると…
花園 優
???
そこには…
アシュトン・バルガス
花園 優
花園 優
衝撃なことに…バルガス先生が私の目の前にいたのだ…!!私は物凄く戸惑った。
アシュトン・バルガス
花園 優
花園 優
アシュトン・バルガス
花園 優
アシュトン・バルガス
アシュトン・バルガス
そう言ってバルガス先生は勝手にチョコを受け取って、何度も筋肉を連呼して階段から急いで下りて行った。 どうしてこうなった…?
私はその後を追いかけるも、速すぎて私の足じゃ追いつけない…
花園 優
と、大きな声で言ったが反応なしである。き、聞こえてなかったの…?
花園 優
花園 優
遅かった。階段を下りた頃にはもうバルガス先生はもうどこかに行ってしまったのだ。
花園 優
花園 優
私はため息混じりにさじを投げて そのまま部活に行った。
一方その頃
アシュトン・バルガス
アシュトン・バルガス
アシュトン・バルガス
『気持ちのバレンタインチョコ』 終了
コメント
2件
バル先生〜!!!優しさでシル先輩に渡してあげてー!それか今すぐ返しにいけ〜!!!!!