るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
【るぅとくんの場合】
もしこの世でなくなって一番困るものは?と聞かれたら
僕は迷わず"ころちゃんだ"と答えるだろう。
そんなころちゃんを、最近僕から取ろうとする人達がいる
ある人は、持ち前の包容力でころちゃんを懐かせようとしたり
またある人は、ゲームをころちゃんに教えるという定で夜遅くまで一緒に遊んでたり
他にも、特殊な耳や尻尾で謎の遊びをしたりする人もいれば
大人の色気でころちゃんを誘惑する人もいる。
まぁ、全員メンバーなんだけど
そんなメンバーに、ころちゃんを取られないよう
僕は日々ころちゃんにくっ付いていなきゃいけないのだ。
本当は、最近ころちゃんを取られてばっかで僕も遊びたい!
というのが正直なところだった
***
これは、、、チャンスなのでは。。
さとみくんはスマホをいじっている
なーくんジェルくんはコンビニに行った。
今日こそころちゃんと遊びべるかもしれない。
まず、僕ところちゃんの接点といえばゲームが関わってくる。
いつもは、先にさとみくんがゲームに誘っていて
僕が誘うころには飽きたなんてことが多いけど、今は近くに莉犬がいるだけ。
僕の敵はさとみくんだ。
そのさとみくんは今スマホをさわっている。
こんなチャンスはないだろう
今だって、なんか莉犬の尻尾をもふもふして遊んでるだけっぽいし
いける…っ!!
るぅと
ころん
相変わらずころちゃんは僕に視線を向けないまま話す。
るぅと
りいぬ
莉犬はあからさまに傷ついた表情を見せた。
ころちゃんは萌え袖で手を口に当てながら、考える素振りをしてからこう返した
ころん
りいぬ
りいぬ
さっきの表情からはコロッと変わって、莉犬の顔は満面の笑みになった。
嬉しそうにその尻尾をパタパタと左右に揺らしている。
るぅと
るぅと
そうは言ったものの、
確実に、今日こそは遊べるだろう、と思っていた僕の頭は一気にぐちゃぐちゃになっていた。
………っ負けた……?あの莉犬に、、
さとみくんならまだしも莉犬にまで…
しかも、しているのはあの謎の遊び。
「ころちゃんころちゃーん♡」 と、僕を目の前に嬉しがる莉犬を見て心底腹が立った
な・ん・で・す・か!?それぇ!!!
なに?俺が優先されたー!みたいな!?
僕を侮辱したんですか!?そうなんですか!??
あのころちゃんが触れたふわふわそうな尻尾ちょんぎってやりましょうか…
莉犬は僕の放つ殺気に気付き体をびくつかせてから
下手くそな口笛を吹いて、知らないふりをした。
るぅと
僕はムスっとして寝室に閉じこもった。
るぅと
るぅと
そう呟いてベッドにボスっと背中から倒れた
なんか、、ころちゃんにとって僕ってどんな存在なんだろうな。
ころちゃんには…、メンバーの中で優先順位みたいのがあるのだろうか。
僕はそのカーストのどこにいるだろうか。
るぅと
なにやってんだ僕…。
メンバーと比べちゃうなんて。。
なんだかそんな考えをしてしまう自分に嫌気がさして
一度ふて寝することにした。
るぅと
目を開けると僕はベッドの隅っこにいた
うわっ、落ちそうじゃん危な。
そう思いながら布団をもう一度被ろうとすると別の何かに手があたった
るぅと
っ、これは…
僕は、ビックリして振り返る
るぅと
振り返った先にころちゃんの可愛い寝顔があって、僕は思わず息がとまりそうになった
るぅと
ビックリした拍子に、僕は大きな声を出してしまった。
あ、やば。。
せっかくころちゃん寝てるのに起こしちゃう…
そう思ってすぐ口をおさえた。
それにしてもころちゃんの寝顔可愛いなぁ、
普段あまり見れないころちゃんをまじまじと観察する
、、ってか待って?僕なんか普通にころちゃん眺めてるけど、
ころちゃん僕のあと追ってきて……くれたのかな…、
え、じゃあわざわざ、僕と一緒のベッドに入ってきてくれ、たっ…ってこと…?
そう思うと込み上げてくる嬉しさに抗えず、口元がヒクヒクとにやけてしまう
それによく見ると、僕の体にはころちゃんの腕が回されている
つまり、添い寝のような状態で寝ていたということだ。
るぅと
くっっ、、やばい、嬉しい。 てか顔近い。
るぅと
るぅと
口元がニヤニヤして頬がつりそうになる。
大好きだなぁ。可愛いなぁ。
これは、あれやるしかないよね
そう、みんなは好きな人の寝顔見たらどうする?
写真とりますよねっ、だってこの場をおさめたいもんね!?
だ、だ、だって今このころちゃん見てるのは世界中で僕だけなんだよ!??(?)
多少興奮気味になりながらも、僕はスマホに手をかけ、ころちゃんに向ける。
カシャっと音がなると同時に、ころちゃんが真っ赤な顔をサッと隠した
…………え…?
るぅと
するところちゃんは右腕で顔をかくしながら
ころん
なんて言うから僕の顔まで少し赤くなった。
しかしそれと同時に、
ころちゃんはいつから起きてたんだ?
という疑問が生まれた。
僕がこれを気にする理由は、ころちゃんが寝てると思いこんでしまい、油断して
「好き」だと言ってしまったからだった。
るぅと
僕は慌ててころちゃんに聞いた
ころん
ころん
ころちゃんは少し照れくさそうに、頬をかきながら答えた
るぅと
るぅと
理不尽に逆ギレする僕に、少し戸惑いながらも、ころちゃんは目線を落としながら話した
ころん
ころん
るぅと
るぅと
もう、もうもうもうっ!!!
ひどいですっ、恥ずかしい思いしたし、寝顔写真も撮れなかったし…!
ころん
目を左右にキョロキョロとさせながら、ころちゃんは再度口を開いた
るぅと
そんなころちゃんに、少し投げやりに僕は返答した
ころん
ころん
ころん
………
るぅと
想像もしてなかった言葉に驚き、下を向いていた僕の目は思わずころちゃんへと移った
さっきまで俯いていたころちゃんの顔は、今度はしっかり僕をとらえていて
僕は彼から目がそらせなくなってしまった。
しかし、少しの沈黙が続いた後、恥ずかしさに耐えられなくなったのか
ころちゃんはバサっと布団を頭までかぶってもぐりこんでしまった。
ころちゃんが潜りこんだ布団は落ち着きがなく、ずっともぞもぞと動いている
しかし僕も、そんなころちゃんに負けず劣らないほど
顔が真っ赤染まっていた。
~~~~~っっっ/////
るぅと&ころん
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
コメント
3件
プリ小説へレッツゴー
悲しい(´;ω;`) テラーやってくれてありがとう
かなしい