テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
1件
あおいです🌷読ませていただきました、第2話。 宇綴さんの「月に行きたい」って願いが、ただの夢物語じゃなくて、綺麗じゃない現実から目を背けたい気持ちの裏返しなんだなって感じました。そんな彼女に「こっちにいろ」と静かに引き留める燈くんの言葉がすごく切なくて…。青い月の描写も相まって、二人の距離感や温度差がひしひしと伝わってくる回でした。続き、気になります。
#日本愛され
洋食派‼︎
53
夢色 宇綴
神童 燈
夢色 宇綴(ゆめいろ うつつ)は、 両腕を空に伸ばして呟いた。 まるで帆のように張っていた。
夢色 宇綴
神童 燈
夢色 宇綴
海月色の水をたっぷり含んだ瞳。こくりと頷いた時その瞳は、全く話の意味を分かっていないという風にとろんと揺れた。
夢色 宇綴
神童 燈
夢色 宇綴
夢色 宇綴
神童 燈
夢色 宇綴
宇綴は今日も夢うつつだ。
神童 燈
俺は知っている。 こういう人ははっきりとさせておかないと後から辛いこと。 ちゃんと、夢から切り離してやらないといけない。
神童 燈
夢色 宇綴
神童 燈
夢色 宇綴
宇綴は手を差し伸べた。 真っ青な月の光が輪郭をふちどっていく。
夢色 宇綴
宇綴は穏やかに微笑んだ。
神童 燈
夢色 宇綴
にこにこ笑顔のままふらっと立ち上がり、どこかへ行った。
神童 燈
キンキンに冷えた風の音がする。 青い月が黒い空にぼやっと浮かんでいた。