寝不足

寝不足 ｰ寝不足

赤元嫌われ,現愛され

桃赤多め 実年齢

赤side

ふぁ､っと欠伸をして

起き上がる

ベッドのヘッドボードに置いた

目覚まし時計の短針は5を指していた。

睡眠時間は短いものの

寝られただけマシな様に

感じてしまうのは

不健康なせいだろうか。

眠気は感じるものの

どうせ寝られないことは

分かりきってる為

未だ怠い体を無理やり起こし

ベッドの縁に腰をかける。

動くとパジャマ代わりにしている

Tシャツが少し

湿っているように感じた。

違和感から

改めて体を眺めると

身体中が汗ばんで

顬や髪まで濡れている。

今日はどちらかというと涼しい日の筈

心当たりを探ると

そういえば

悪夢を見たような気がする。

それの所為か、

寝不足からか

少し苛立ちを感じ詰

一旦シャワーを浴びる為

洗面所に向かう

服を脱ぎ乍

目に入った

鏡の中の自分は

隈が酷く､The不健康って感じ。

人と会う時は隠さなきゃだな

脱ぎ散らかした服を

洗濯機に突っ込み

お湯を出す

最初､水に近い温度のシャワーを浴びて

少し目が覚めた。

適当にシャンプーをして

お湯で流す。

面倒臭く

今回はコンディショナーはパス

体を洗うと

昨日付けた傷が滲みて痛かった。

シャワーから出て

タオルで雑に体と髪を拭き

ズボンとトレーナーを着た

そのまま肩にタオルを掛けて

作業部屋のドアを開ける

机の上に置いた

飲みかけのエナドリを流し込み

パソコンを開いた

桃side

今日は朝から会議の予定だった

起きたら30分前で

慌てて準備して外に出る

結局､

指定の時間より15分程遅く

会議室に到着した

怒られることを覚悟して

中に入ると

会議室は4人が揃っていて

何かを話し合っている。

和解してから

赤は１回も遅刻した事

無かった筈

暫く揉めて

結局､合鍵を握り締めて

外に出る

数十分歩いて

大きめのマンションが見えた

そのまま中に入り

家の前に立ち

一旦､インターフォンを押してみる

案の定､反応は無く

合鍵を使って

ドアを開ける

多分作業部屋だろうな

部屋に上がると

赤の家の犬が戯れてきて

軽く撫で詰

作業部屋の扉を開ける

予想が当たり

パソコンの前で突っ伏して

寝息を立てている家主の姿が

目に入った

顔を覗くと

目の下に薄らと隈が見える

机の上にはエナジードリンクの缶

何となく､生活が想像でき

必要そうな物と共に

メンバーにメッセージを送る

その後

赤を持ち上げて

寝室に寝かせた。

何となく、

先程から通話の凄いスマホを見る

する事無いし

メンバーが家に来るまで

少しリビングで寛ぐか。

そう決めたら

頭を軽く撫、

部屋を出た。

寝不足 ｰ寝不足

最近コメ多くて嬉しい

あ､それと

暇人なんで

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