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ご褒美はおにーちゃん♡

第4話 - # ４ .

2024年03月24日

#BL

#一次創作

棗唯。

ｱﾔﾄ

お母さんが仕事から帰ってきて………

ｱﾔﾄ

お父さんがお母さんの前に座って、話を始めた、

ﾗｽﾞ

…………母さんの浮気が発覚したから

ｱﾔﾄ

………そう、大正解

ｱﾔﾄ

それでお父さんは、お母さんとの離婚を決めた…………

ｱﾔﾄ

出来損ないの弟を連れて出ていけって………

ｱﾔﾄ

………でもおにーちゃんは、覚えててくれてたんだね、

ｱﾔﾄ

4年に1度しかこない…………

ｱﾔﾄ

僕の誕生日を…………

ﾗｽﾞ

当たり前だろ、？

ﾗｽﾞ

弟なんだから………、

ｱﾔﾄ

……………ありがとう、

ｱﾔﾄ

…………だからって、

ｱﾔﾄ

殺せなかったことをなくすことはできない、

ｱﾔﾄ

だからここに入ったんだ、

ｱﾔﾄ

ないとから、逃げるためにね………

ﾗｽﾞ

そう、だったのか、、、

ｱﾔﾄ

だからこれは僕なりの………

ｱﾔﾄ

覚悟だったんだ……

ｱﾔﾄ

おにーちゃんに標的を向けるためにないとを利用して、、

ｱﾔﾄ

リーダーの判断を読んでおにーちゃんを逃がした、

ｱﾔﾄ

その代わりに僕が標的になって、

ｱﾔﾄ

殺されるつもりだったんだ、

ｱﾔﾄ

何事もなかったかのように、、

ﾗｽﾞ

あやと………

ｱﾔﾄ

避け続けてた僕がいなくなったとでも言えば、

ｱﾔﾄ

丸く収まると思ったんだけどな……笑

ｱﾔﾄ

だめだよリーダー………

ｱﾔﾄ

何があっても僕を助けるなって言ったのに………笑

俺は頷いた覚えはないぞ。

ﾗｽﾞ

リーダー………

ｱﾔﾄ

でも残念、

ｱﾔﾄ

タイムオーバー………

ﾗｽﾞ

は………？

ﾗｽﾞ

あやと………？、

ﾗｽﾞ

あやと！！！

ｱﾔﾄ

……………

ﾗｽﾞ

おいあやと！！

ﾗｽﾞ

あやと！！！！！！

気がついた時には

彩音の意識はなく

植物状態まで陥っていた。

ﾗｽﾞ

なんで気づかなかったんだよ…………

ﾗｽﾞ

名前聞いてたのに、なんでｯ…………

ﾘｱﾝ

…………これがこいつの、望んだ結果だったんだよ。

ﾗｽﾞ

りあん………?!

ﾗｽﾞ

なんでお前が………

ﾘｱﾝ

…………知ってたんだ

ﾘｱﾝ

あやとの計画。

ﾘｱﾝ

ないとから聞いてたから。

ﾗｽﾞ

ないとから………？

ﾗｽﾞ

なんでお前がないとと繋がってんだよ!!!

ﾘｱﾝ

こいつに話をもちかけられたんだ！！

ﾘｱﾝ

自分の死ぬ計画に付き合ってくれって………

ﾘｱﾝ

僕じゃ幸せにできないからって……

ﾗｽﾞ

あやとが………お前に………？

ﾘｱﾝ

まだすっきりしないなら、こいつの目覚めを死ぬまで待てよ。

ﾘｱﾝ

復讐したいなら、ないとを殺せ。

ﾘｱﾝ

じゃ。

ﾗｽﾞ

……………

ﾗｽﾞ

……………

ﾗｽﾞ

殺す。

ﾗｽﾞ

ないとを…………

"殺す"

ﾅｲﾄ

急に呼び出してなに〜？

ﾅｲﾄ

もしかして、あやとの復讐とか？

ﾗｽﾞ

……………

ﾅｲﾄ

否定しないってことはそうなんだ。

ﾅｲﾄ

なんなの？

ﾅｲﾄ

もとはあいつが悪いんだよ？

ﾅｲﾄ

お前を殺せって命令にしたのに殺さなくて、

ﾅｲﾄ

それも勝手にそっち側のチームに入って。

ﾅｲﾄ

殺されるのも仕方ないんじゃない？

ﾅｲﾄ

俺たちは一般人とは違う。

ﾅｲﾄ

裏切ったことで命が危険にさらされることは当たり前のこと。

ﾅｲﾄ

あいつは周りを巻き込まないように自らの死を選んだ。

ﾅｲﾄ

自分を殺してくれって頼んだのはあやとだよ？

ﾅｲﾄ

君に真実を話さずに死ぬはずだった、

ﾅｲﾄ

あのリーダーのせいで………

ﾗｽﾞ

………確かに、そうかもな。

ﾗｽﾞ

あいつの性格なら、自らの死を選ぶと思う。

ﾗｽﾞ

でもあいつは自分の仕事をわかってたよ。

ﾗｽﾞ

殺し屋って仕事をな。

ﾗｽﾞ

まだ14年しか生きてない中で、

ﾗｽﾞ

あいつは自分が死ぬためにここまで計画をつくり、それを実行した。

ﾗｽﾞ

そして俺たちはまんまとその計画にそって動いた。

ﾗｽﾞ

お前も俺も、14歳のガキに騙されたくそ野郎なんだよ。

ﾅｲﾄ

んだと………

ﾗｽﾞ

あいつは昔からそうなんだよ。

ﾗｽﾞ

出来損ないなんかじゃなかった。

ﾗｽﾞ

自分でちゃんとわかって、周りのために行動してただけなんだよ。

ﾗｽﾞ

…………そろそろわかってくれよ、

ﾗｽﾞ

父さん……………

………………

ﾗｽﾞ

あいつを母さんと一緒にしたのは間違いだった。

ﾗｽﾞ

母さんは自殺するに決まってる。

ﾗｽﾞ

そんなこと父さんだって分かってただろ？

ﾗｽﾞ

あいつが1人で生きていくことになるのもわかってて、

ﾗｽﾞ

わざとあいつを母さんと出て行かせた。

ﾗｽﾞ

そうだろ？

…………そこまで気づいてたのか

ﾅｲﾄ

………お前がこいつらの父親？

…………ああ。

蘭鈴と彩音の父親だ。

ﾗｽﾞ

だから彩音の計画にのった。

ﾗｽﾞ

自分が父親だと彩音に気づかれてしまったから。

…………そこまでわかってたか。

優秀に育ったな。

お前も、彩音も。

彩音を出ていかせたのは………殺し屋として育てないためだった。

普通の人生を歩ませるために。

お前は見てしまっていたからな。

俺の任務の時を。

だから彩音に気づかれる前に、切り離すべきだと思ったんだ。

母さんと一緒にな。

だけどまさかあいつが、殺し屋になっているなんて…………

ﾅｲﾄ

あいつは見てたんだよ。

ﾅｲﾄ

らずとお前が、任務をしているところを。

ﾗｽﾞ

嘘だろ………

ﾅｲﾄ

入ってくるときに言ってたんだ。

ﾅｲﾄ

もう一度、お兄ちゃん達と話したいって。

ﾅｲﾄ

お前に大人数の雑魚を行かせて、

ﾅｲﾄ

1人になったところであいつが鉢合わせする。

ﾅｲﾄ

気づかれなくてもいいからって言ってたら、まさかそっちに入ってるとはね。

ﾅｲﾄ

見逃してあげようと思ったけど、あいつから計画書が届いて、…………

ﾅｲﾄ

仕方なく殺すことにしたんだよ。

ﾅｲﾄ

可哀想だよな、最後まで…………

ﾗｽﾞ

………あいつはまだ死んでない。

ﾗｽﾞ

俺が死なせない。

植物状態から目を覚ます可能性は少ないんだぞ。

ﾗｽﾞ

大丈夫。

ﾗｽﾞ

彩音は絶対目を覚ます。

ﾗｽﾞ

あいつは俺のためならなんでもするやつだから。

ﾗｽﾞ

……………だから、

ﾗｽﾞ

ないと、お前を殺す。

ﾅｲﾄ

へぇ…………

ﾅｲﾄ

じゃあ最後に正体を明かしてあげよう。

仮面をとる。

ﾗｽﾞ

まじかよ…………

……………ふん。

ﾅｲﾄ

最後まで気づかないとか本当ばかだね…………

ﾘｱﾝ

らず。

ﾗｽﾞ

りあん…………

ﾘｱﾝ

いくら俺が元殺し屋だからって、情報を持っているわけないだろ？

ﾘｱﾝ

俺がわかりやすく伝言伝えてあげたんだよ。

ﾘｱﾝ

自らね。

ﾗｽﾞ

お前…………

ﾘｱﾝ

殺し屋をやめるわけないだろ？

ﾘｱﾝ

お前が迷惑だったから抜けただけだよ。

ﾘｱﾝ

俺は自分で組を立ち上げた。

ﾘｱﾝ

まさかこんな面白い展開になるとはな。

ﾘｱﾝ

最後に一騎打ちだ。

ﾘｱﾝ

Moon。

ﾗｽﾞ

上等だよ。

ﾗｽﾞ

Knight。

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棗唯。

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