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注意 夢小説 口調迷子 キャラ崩壊 ご本人様とは関係ありません

瞬きをする

また目に入ってきた景色は 私の心に何かを語りかけてくる

ガク

?麻衣、どうかした?

そう話しかけてくる彼は 箒を片手にこちらを振り向く

麻衣

…何か、嫌な予感がする

ガク

嫌な予感、すか…

彼は少し考えるような素振りを見せ 言葉を発する

ガク

それが何かはわからないすけど…

ガク

何があろうと俺は絶対麻衣の味方っすよ!

そう言って抱きしめてくる

少し力が強い

麻衣

…ガッくん、苦しい

ガク

あ、ごめん!

刀也

お熱いところすみませんけど

刀也

なにずっとラブラブしてるんだよ

ガク

ラ、ラブラブなんてしてないっすよ!!

麻衣

…急にガッくんが抱きしめてきた

刀也

うわっ、片想いか

ガク

片想いなわけ…!

刀也

あ、

ガク

…あ

ガク

ち、違うっすよ!これは好きとかそういうわけじゃ……!

刀也

やば、急に告白?

ガク

こ、告白って…!

麻衣

仲良いね、

刀也

親かお前は

ガク

あ、今日の晩御飯何がいいっすか?

刀也

なんでもいいよ.麻衣は?

麻衣

…お腹空いてない

ガク

そう言っていつもちゃんと食べるのにねぇ?

麻衣

…作ってもらったものは食べなきゃダメだから

刀也

まぁ、そうだな

ガク

…なんの言葉も出ない

刀也

論破されてる?

ガク

されてないっす!

刀也

んで、怪我は治った?

麻衣

…!

麻衣

気づいてたの?

ガク

俺たちを何だと思ってるんすか!

刀也

で、どうなの?

麻衣

…血は止まってる

ガク

はいはい、嘘つかない!

ガク

さっきから血の匂いがめっちゃしてるよ

麻衣

…え?

麻衣

血の、匂い…?

刀也

…待って、ガッくん

刀也

麻衣は嘘ついてない

刀也

本当に血は止まってる

ガク

は、?

ガク

じゃあ…さっきからしてるこの匂いは…っ!

??

ッ…痛い"…ッ!

麻衣

え、?

刀也

…こいつ…って、

ガク

麻衣の母親…!?

麻衣の母親

…助けなさいよ…ッ

麻衣の母親

それとも…またあんたは…ッ!!!

麻衣

ひッ……!

あ〜あ、こいつ来ちゃったよ

そ〜だなぁ…

殺しちゃえば?w

こいつは今までワタシ達を傷つけてきた

それなら

麻衣

…ちょっとくらい、いいよね?

刀也

っ…!やめろ、麻衣ッ!

ガク

刀也さん、こいつ…麻衣じゃない…!

麻衣

…早く、死んでよ

麻衣の母親

は…ッ…?

ナイフはもうある.

後はそれを、こいつに突き刺すだけ───

麻衣の母親

……やっぱりw

麻衣

…?

麻衣の母親

あんたが殺したのね…ッ!

なんでお母さんは笑ってるの?

違う.

笑ってる、けど

すごく冷たい目をしてる

どうしてそんな目を私に向けるの?

やめて、やめてよ

それを見たくないから、 私はあの時逃げたのに、?

麻衣の母親

…あんたのせいよ

麻衣の母親

あんたのせいで…ッ!

麻衣の母親

お前のせいで、あの子は死んだのよ…

お前が殺した…!

麻衣の母親

…あんたなんか死んでればよかったのにッ!

麻衣

ぁ……え…?

ガク

ッ…!

刀也

…おい、お前…

刀也

お前自分が何言ってるか分かってんのかッ!?

ガク

…駄目っす…もう、死んでる

麻衣

お母、さん…?

麻衣

私、は…ッ

ガク

麻衣、気にしちゃ駄目っす

麻衣

私…ッ!

麻衣には僕達の声は聞こえていないようだった

ずっと耳を塞いで、震えていたから.

大粒の涙を流して、 恐怖に塗れた顔をして.

麻衣

私…お母さんを、殺そうとした…っ

麻衣

もしかしたら、私麻里を…殺しちゃったのかもしれない…ッ

ガク

そんなことないッッ!

ガク

俺たちは見た…麻衣の妹が事故で死ぬところ

ガク

麻衣はなにも────!

麻衣

わからない…ッ

麻衣

その時の記憶だけが…ないの…っ

麻衣

だったら、私は…!

刀也

…記憶がなかったら全部麻衣のせい?

刀也

なわけないだろ

麻衣

だけど…っ

震える麻衣を、優しく抱きしめた

刀也

…怖いのはわかってる

刀也

だけど、麻衣は殺してない

刀也

誰も殺してない

刀也

何も、悪くないから

刀也

大丈夫、もう安心して

刀也

…麻衣が救われたくないなら

刀也

救われたいと思うまで救ってあげる

刀也

だから、大丈夫.

刀也

責めたりしないよ

刀也

お前は少し休んだ方がいい

刀也

溜め込みすぎだ

あまりにも、重すぎるんだ

過去の出来事が 背負わされているものが この体で 背負えないほどのものだったんだ

刀也

大丈夫、俺たちが一緒にいる

刀也

俺達が、救ってあげる

刀也

だから、今は休んで.

『麻衣は、もう十分頑張ったよ.』

刀也がそう言った.

私はその言葉を聞いて、わかった

私が今まで欲しかったのは

「もっとやれ」 「次はやろうね」 とかでもない

ただ、「頑張ったね」って 褒めて欲しかっただけ.

そう言って、笑顔で 私を認めて欲しかった

生きていいんだよって 言って欲しかった

麻衣

…はは…今更だなぁ…私

刀也

褒めて欲しかったんだろ、

刀也

わかってる

刀也

俺たちは、ずっと見てきたから

刀也

頑張ってるところ、ちゃんと見てたから

ガク

褒めて欲しいなら、いくらでも褒めるっすよ!

ガク

へへっ、俺らかっこいいでしょ!

刀也

やばい、ガッくんがとうとうナルシストに…

麻衣

…うん、

刀也

え?

待って、今「うん」って言った!?

麻衣

2人とも、かっこいいよ、

そう言って麻衣は 今までに見たことのないような 満面の笑顔を見せた

ガク

…へ…?///

俺の口からは情けない声が出た

ガク

ちょ…待って…//

刀也

なんでお前照れてるんだよ!///

ガク

刀也さんも照れてるじゃないですか!

刀也

誰のせいだと思ってんの!?

ガク

刀也さん

刀也

なんで僕⁉︎

シェリン

はーいはい、喧嘩はそこまでですよー

刀也

はッ!?

ガク

え、

シェリン

なんで入れたのかって顔してますね〜

椎名

私の力やよ、麻衣ちゃん

刀也

っ…!椎名か…ッ

椎名

久しぶりやね?麻衣ちゃん、

椎名

元気してた?

そう言って笑う椎名ちゃんの顔は 少し、冷たかった

麻衣

椎名

久しぶりに会ったのに、何もないなんてひどいよ?

椎名

少しくらいお喋りしようや?

椎名

…"2人きり"、で

兄6人と仕事場の先輩に溺愛されてます

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コメント

1

ユーザー

椎名パイセンすげぇ 次回も楽しみに待ってます♪

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