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るる
るる
るる
るる
るる
えと
なんでこいつ歩いんてんのよ
ゆあん
えと
ゆあん
えと
えと
キーンコーンカーンコーン
えと
ゆあん
ゆあん
えと
なんでいつもこいつは私の事をイラつかせてくんだろ
ゆあんとは物心ついた時からずっと一緒だ。 家も隣、誕生日も近くて親同士が仲良くて勝手に”運命”扱いされてきた。 小、中学校も高校も何故かずっと一緒
ついでに高校でも、クラスも同じ
もはやここまで来るとストーカーでは?と言いたくなるレベル
ずっと一緒にいるせいか周りからは「付き合ってるの?」って勘違いされる
えと
ゆあん
そういえば昨日先生が文化祭の実行委員決めるとか言ってたような
えと
ゆあん
えと
この時はまだ知らなかった先生があんな事を言い出すなんて…
昼休み
先生
ゆあえと
私達が同時に口に出した瞬間クラス中が笑った
クラスの人
クラスの人
クラスの人
何勝手な事言ってんの?
ゆあんとえとは無言で目を合わせる
えと
なんかもう逃げられない感じがする
ゆあん
えと
ゆあん
えとはそっぽを向いてため息をはいた
えと
でもなぜか、ほんの少しだけ胸の奥がくすぐったかった
るる
るる
るる
実行委員なんて聞いてない!
文化祭の準備が始まり、放課後を一緒に過ごす時間が増えていくえととゆあん。だんだんとゆあんの言動が気になっていく中、「好き」って言葉が、冗談なのか本気なのか、分からなくなっていく
るる
るる