/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
？？？
…ん？
ラゼッタ
あ、それって…
ミク
あ、この人形ですか？
ミク
なんか大聖堂に貼り付けてあって…
ラゼッタ
…ふーん
ラゼッタ
それさ、ちょっと前にケラが作った試作品なんだよね
テノア
(一人称ケラ…)
ラゼッタ
そこの悪魔のお嬢さん、バレてるよ
テノア
！！！
ラゼッタ
一人称が「ケラ」なのがおかしいって？
ラゼッタ
まぁ、そりゃそうだよね
ラゼッタ
名前の一部だもん
ヤヌラ
ならなぜ、自分のことをケラと？
ラゼッタ
うーん…元々さ、
ビアギー・「ケラ」・ラゼッタって名前じゃないんだよね
ビアギー・「ケラ」・ラゼッタって名前じゃないんだよね
ラゼッタ
自分のことケラって呼んでたら、いつの間にか名前の一部になってただけ
ラゼッタ
…無駄話はここら辺にしてさ、その人形渡して？
ラゼッタ
修理するよ
ミク
あぁ…はい
ラゼッタ
ラゼッタ
よし、確かに受けとったね
ラゼッタ
あぁ、そうだこれ
ラゼッタ
修理終わったらこれで連絡するね
ミク
うおっ！？
テノア
眼！？
アテリ
落ち着いて…
アテリ
これはどう言ったもので？
ラゼッタ
腕に付ける連絡道具だよ
ラゼッタ
まだ試作なんだけどね〜…ま、テストも兼ねてるから
ヤヌラ
ごめんなさいこれ着けるの抵抗あるのだけれど
ラゼッタ
そうだろうね、ケラもちょっと嫌だもん
ラゼッタ
魔力の一番強い人に着けてもらおうかな…
視線がミクに集まる。
ミク
えっなになになに…？
ヤヌラ
帝国一の魔法使い…
ミク
私が着けろと…
ラゼッタ
そうだね、キミからすごい魔力を感じるし
ラゼッタ
眼の部分は手首に、銀のところは肘下に着けてね
ミク
はい…
ミク
ｲｯﾃ…
アテリ
尖ってるからねぇ…
アテリ
あら血が
ミク
大丈夫だろこんくらいなら
ラゼッタ
製品の安全は保証するけど、物理的な怪我は自己責任だよ
ミク
えっ
ミク
ミク
よーし着けれた
ラゼッタ
うんうん、よく似合ってる
テノア
似合わないで欲しいんだけど
ミク
何でも着こなしてこそ令嬢だろ
ラゼッタ
そんな令嬢嫌だね
ラゼッタ
…さ、修理始めるからその間に別のことしてきな
ミク
はーい
アテリ
ありがとうごさいました
アテリ
…さて、魔力探知を
魔力探知？
ミク
うわぁ腕輪が喋った！！！
言ったじゃん、これ連絡道具だって
それで？魔力探知って何探すの？
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
