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α
マー坊
魔法少年は救われない!
訂正版…
下書きを書いてたんですけど少し、この前書いたのだと、辻褄が合わないところが出てきちゃって、やり直します。
2話しか出してなかったのに見てくれてた人ごめんね😭
タイトルも新しくつけるから
では訂正版開始
その日、
世界はあまりにも普通だった。
放課後。
夕焼けが街をゆっくりと染めて、
帰り道にはいつもの声が耳に入って。
何も特別じゃない、どこにでもあるような一日。
bcr
隣で明るく笑う声。
軽くて、楽しそうで、
当たり前みたいにそこにある声。
isg
振り向けば、そこにいる。
それがまるで当然みたいに。
bcr
bcr
isg
bcr
2人で笑い合う。
言葉とか、意味なんてなくていい時間。
──そのはずだった。
最初の違和感は音からだった
ピシッ
そんな、何かが割れる音がした
isg
bcr
その音に蜂楽は気づいていない。
厭、気にしていないだけなのかもしれない。
音がした方を向く
良く見てみると、空に“歪み”ができていた
最初は小さな点だったそれが、ゆっくりと広がっていく。
まるで、空そのものが裂けていくみたいに。
isg
bcr
呼びかけた瞬間だった。
“それ”は、落ちてきた。
音はなかった。ただ現実だけが唐突に崩れた。
黒い塊。
形は曖昧で、でも“生きている”とわかる何か。
影みたいで、でも影じゃない。
見ているだけで、何かが削られていくような、不快感。
bcr
蜂楽の声が、少しだけ低くなる。
その瞬間、
ソレが動いた。
速い、なんて言葉じゃ足りない。
“気づいた時には、そこにいる”速度。
isg
咄嗟に前に出る。
意味があるかなんて分からない。
ただ
isg
それだけは迷わなかった。
衝撃。
体が浮く。
地面に叩きつけられて、息が詰まる。
何が起きたか分からない。
でも、分かることが一つだけあった。
“敵”だ。
isg
視界がぐわんと揺れる。
それでも顔を上げる。
蜂楽は──
倒れていた。
isg
まるで理解が追いつかない。
さっきまで普通に笑ってた。
普通に、隣にいた。
なのに…。
isg
bcr
動かない。
蜂楽の頬に血が滲んでいる。
isg
近づく
手が震えているのに気づく
isg
現実感がない。
あるはずがない。
だって、
さっきまで、普通だったんだ。
isg
声がした。
すぐ近くで。
でも、誰もいない。
isg
振り向く。
いない。
でも、確かに“いる“。
isg
蜂楽を見る。
息は、浅い。
今にも消えそうなほど、弱い。
isg
考えるより先に、言葉が出ていた
俺の体に何かが触れた。
暖かいような、冷たいような、わからない感触。
言葉の続きを、聞く前に。
isg
俺はそう言っていた
そしてその瞬間
世界が書き換わった。
光が弾ける。
視界が白に染まる。
体の奥に何かが流れ込んでくる。
知らない感覚。
でも、“使い方がわかる”
__適応
一瞬で理解する。
どうすれば良いか。
どう動けば、
勝てるか。
isg
立ち上がる。
さっきまでの恐怖が、嘘みたいに消えていた。
マモノを見る。
動きが、見える。
軌道が、わかる。
一歩。
それだけで、距離が縮まる。
拳を振るう。
当たる未来が、わかっている。
衝撃。
黒い塊が、弾けた。
静寂。
さっきまでの異常が、嘘みたいに消えていく。
空の歪みも、いつの間にかなくなっていた。
息を吐く。
isg
振り返る。
そこには、少年がいた
isg
ゆっくりと手を差し伸べる。
見覚えのない顔。
でも、どこかで見たことがある気がする。
相手が、こちらを見る。
少しだけ寂しそうな顔で
isg
そう言って笑った。
isg
自然と言葉が出る。
isg
手を取る。
温かい。
なのに。
どうしてだろう。
胸の奥が、
少しだけ空っぽな気がした。
名前を、知らないはずなのに。
呼びかけたい“誰か”が
いる気がして。
でもその名前は。
思い出せなかった。
__それが“始まり”だった。