私は彼らに最後としてブライダルベールという花を送った
○○
ボスキ
ユーハン
ラムリ
○○
ベリアン
ベリアン
○○
彼ら
○○
そう言って彼らは私に 笑顔を見せた
その笑顔は昔私に見せてくれた笑顔と 同じで
悪魔執事が処刑される前に見せた笑顔と同じだった
みんなは転校した
クラスのみんなは「寂しいね」っと言っていたが
私はそう感じなかった
いや、
寂しいという感情を忘れるくらい 悲しいのだ。
みんなが私を、最後まで私だけを忘れていなくなるのがとてつもなく 悲しいかった。
彼らが居なくなっていつもの日常に戻っていく
彼らと遊んで、一緒に勉強して
一緒に帰った、楽しい記憶が
悪魔執事と依頼をこなして
天使狩りをして、
みんなと幸せの日々を過ごした大切な 記憶が
薄れていく
勉強して
遊んで
食べて
寝る
毎日のことだ。
勉強して遊んで食べて寝て
勉強して遊んで食べて寝て
そんな日常の中で
私はぽつりと呟いた。
彼らを、、悪魔執事を忘れないために。
○○
私だけの記憶を失った彼らとよく遊んだ屋上で
私は悲しくも
どこか楽しそうにそう呟いた。
ℯ𝓃𝒹_______,
主
主
主
主
主
主
主
コメント
4件
めっちゃ泣いた(´;ω;`)