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玉川
店員
最近、家の近くに喫茶店が出来たと同僚に聞いたから仕事帰りに来たら
普通の喫茶店より雰囲気が大事にされてるなと飾りや物の配置で分かる。
店員
玉川
店員
当たり前かもしれんが、接客が丁寧だとやっぱり落ち着くな
そう思い、椅子に座る。
店員
玉川
さっきから同じ事しか言ってないな、俺
でも緊張するモノは緊張すんだよ...
そういえば客が俺一人だけってどういう事だ?
他の席を見ても、全く客がいない
こんなに洒落た店なのにどうして誰一人としていないんだ?最近出来たばっかだからかな?
とりあえず、メニューを見るか
玉川
玉川
玉川
玉川
メニューを見渡しているとある一品に目が止まった。
玉川
玉川
玉川
玉川
玉川
店員
玉川
店員
玉川
店員が目を見開いて、硬直している。
玉川
店員
店員
そう言って、真顔で離れていった。
どういう...事?
玉川
玉川
スマホを取り出して、この店「ミットロッデ」について検索する
玉川
玉川
玉川
店員
呼ばれた瞬間体が羽上がるように動き、店員の方へと見る。
が、その店員はさっきの店員ではなく
別の店員だった。
えっ?早っ
てかどうして別の店員に...
店員
その一品がテーブルに置かれ、俺はそれに目をやる
玉川
そこには、蠢く〈肉〉の塊のようなモノが置かれていた。
店員
店員
そう言うとカウンターに行った
玉川
気持ち悪い
それから出た言葉はそれだけだった。
というかそれ以外にない。あるわけない
まるで未知なる生物みたいな、見た目自体は普通の肉なのにぐちゃぐちゃと吐き気を催す音と何かに抗うかのような動き方は見るだけ鳥肌と恐怖を感じさせる
玉川
玉川
玉川
玉川
今は恐怖と不快感がただただ自分を苦しませている
どうしてこのようなゲテモノが出てきた?
せっかくの食欲と落ち着きが台無しだ
玉川
そもそも喫茶店に肉がある事に違和感があるが、だからといって人間の想像を越えるそんな予想外のモノが出てくるなんて誰も思わないはずだ。
店員
玉川
そう言っても尚、相手はこの一品に何も反応せず平然な様子で俺の言葉に首を傾げている
玉川
玉川
店員
店員
...
は?
玉川
玉川
玉川
玉川
店員
玉川
玉川
店長
玉川
玉川
店員
玉川
店員
玉川
玉川
この店長、相当頭がぶっ飛んでんな...発言の意味が分からん
玉川
店長
店長
玉川
頭を抱える
当然だ、さっきから訳の分からない事ばかり言って
さらにこう言われたら頭が痛くなるのは当然だ
店長
店長
もはや、何も言わなかった。こいつには何を言っても通じないと。言うだけ無駄だと。そう思ったからだ
店長
店長
玉川
店長の様子がおかしい。元からだが
しかし、この様子は何か尋常じゃない。
頭をかきむしって、目は焦点があってない。
急に何だ?
玉川
店長
突然発狂し、壁に向かって頭をぶつける。
店長
店長
店長
俺は今日という日を恨む。そして自分も恨む。
この店に来た自分を。
玉川
そう呟いた時、店長の首から血が噴水のように大量に 出てきた。
辺りが血で染められ、体は倒れた。地面には店長の生首がある。
玉川
玉川
何が起こった?一体何があった?
何が 何が
何が
ふと、テーブルにある一品を見る。
触手があった。
...
何を思ったのだろう?だが事実なのだ。
肉の塊にイカのように触手が出ている。
理解が追い付かない。
玉川
何も思えない 何も言えない 何も出来ない
体が動かない
この状況
何をすればいいのだろうか