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ペットボトルを手に取った瑞稀くん。
渡してくれるのかと思いきや、
自分の口元に寄せた。
飲もう
そうした瞬間にピタリと手を止め、
ニヤッと微笑んだ。
瑞稀くん
瑞稀くん
瑞稀くん
ゆずか
ゆずか
ゆずか
ゆずか
ゆずか
"いい"
という遠慮の声も届かず、
呆気なく塞がれる唇に、
流し込まれる、
体温よりかは低く、
ぬるくなった液体。
瑞稀くん
ゆずか
ばか！
余計逆上させる気か！
と、
瑞稀くんの手からペットボトルを奪い取って
ごくごくと飲み干す。
ゆずか
ゆずか
瑞稀くん
急に寂しそうな顔するから、
瑞稀くんも可愛いところあるんだなぁ
なんて呑気に思った。
ゆずか
瑞稀くん
瑞稀くん
瑞稀くん
浴槽から出た私の腕を引いて、
耳元に口を寄せた。
瑞稀くん
瑞稀くん
ゆずか
ゆずか
素直じゃないのが瑞稀くんらしいのかも
と、
何となく瑞稀くんを知った気持ちになって、
心の中でそう思った。
瑞稀くん
瑞稀くん
何かを思い付いたように、
ぐっと私の方に顔を近付け、
そのまま首元へ。
瑞稀くん
瑞稀くん
瑞稀くん
綺麗に付けられた赤い跡を、
とんっと叩いた。
ゆずか
ゆずか
慌てて、
お風呂から逃げるように飛び出した。
どうしよ…、
これ、…
鏡を見て、
また顔に熱が集まるのが分かった。
……
ゆずか
ゆずか
ﾃｲｵｳﾚｯﾄﾞ 完
~ n e x t i s … ~
コメント
8件
瑞稀くん注文していいですか？ 数は一生分で
やばいですねぇぇぇぇぇ（） ゆうぴー待ってます⸜❤︎⸝（）え
みずっくんほんとにもう…Sですねえええええええ(((((お前が言うな 爆モテリア恋キャッチャーお楽しみに~♡
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