コメント
3件
相変わらずに絵がうますぎる、、、 私にその画力を下さいッッッm(_ _)m 話が進めば進むほど悲しくなっていくぅ、、次の話ではどうなるかな、? それにしても1話前の王宮と今回の王宮と、全然違って驚き🫢続き楽しみです♪
今回絵が2つ出てきて嬉しいです😭😭ほんとどちらも顔がよろしくて、🥹横顔も泣きかけの顔もうまいってどういうことですか()もうね、冒頭の『優しくしてあげてほしい』ってのと『無礼者!!』で察してしまった、、そろそろなのか、???だめだ多分その時私泣く((
注意事項 あらすじ参照
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第三章 一節 - 盟友ノ集結 - 二節 - 望ミノ終着点 -
__E.C.1009年『イレギュラー革命』
「あなたは戦いに何を求めているの?」
「…私は、友達を殺されました。 誰よりも大事な友達を」
「…俺たちに意見する意味、分かってるんだろうね?」
「_それが出来ないならば、 俺たちはこの王宮を去ります。」
「仮面、似合ってないわよ、お嬢ちゃん」
「…クローバー=ヘイトリッド。そう呼んで」
「世界の終わりでも、近づいてる様な空やな」
「やっぱ…変、でしょうか…?」
「それじゃあ、早速行くとするよ。 『悪ノ召使』クン」
「…でも結局ダメだった。 みんな僕らから離れて行っちゃった」
「あまりいじめないで、優しく扱って欲しいッス…」
「やれやれ…諦めが悪いんだな」
「…この、無礼者!!」
それは、とても月が綺麗な夜だった
騒然とする鏡の間。
悲鳴をあげる貴婦人。
絶句する小太りの貴族。
部屋の中央に人だかりができる。
その真ん中には、血にまみれながら倒れ込む男。
彼の名は、ミニス=ステュープ。
この国の、宰相を務める男である。
⚂ Sho side ~イレギュラー王宮「鏡の間」にて~
使い回しキャラ
鏡の間で、ガスト=ヴェノムが 王子達の前に跪いていた。 何故、彼がこの王宮に居るかというと、
先日の舞踏会で宰相ミニスが暗殺者に襲われた。 奇跡的に一命は取り留めたものの、王宮の舞踏会に 暗殺者の侵入を許すなど、前代未聞の事だった。
その原因はボルフェルトとの戦争が 未だ続いている事だった。 ないちゃんの目的はなされたものの、 大臣たちの中で音ノ国を完全に掌握するべき という意見が出たからだ。それにより、 大半の兵が音ノ国に回されている為 王宮の警備の兵まで手を回せていない、 ということだ。
そこで、りうちゃんがキール邸の方へ行った時、 ガスト=ヴェノムがロールドに滞在している。 そういう報告があったのだが、 彼が居るということは、ガストが長を務める ヴェノム傭兵団も近くにいる。 そして、兵力としては十分という結論に至った。
ただし、実力はともかく、素行が著しく悪い。 なので反対派の大臣もいたが、 結局傭兵団を雇うことにした。 背に腹はかえられない。 それがこの賽ノ国の現状だった。
If.
使い回しキャラ
Hotoke.
使い回しキャラ
Naiko.
そう言って、3人は鏡の間を立ち去る。 ガストはその後ろ姿をずっと見ている。
Sho.
僕が話しかけると、ガストは 少し照れ笑いをしながら、こちらを向く
使い回しキャラ
Yusuke.
4人で鏡の間を出て、回廊を歩く
Liura.
使い回しキャラ
Sho.
使い回しキャラ
ガストはそう言った後、僕らの顔を1人ずつ覗き込む
Yusuke.
使い回しキャラ
Yusuke.
使い回しキャラ
Sho.
僕が厨房の方に行こうとした、その時
使い回しキャラ
マリアムが食事を持ってたっていた。 心なしか、彼女は少し機嫌が悪そうに見える。
Liura.
使い回しキャラ
ガストの言葉にマリアムの表情はさらに不快の色を強める。
使い回しキャラ
使い回しキャラ
マリアムが食事を机の上に置き、つぶやく。
使い回しキャラ
使い回しキャラ
この二人に過去、何があったのかは、 僕らには知る術もない。 それは僕らにとって重要なことではないし、 立ち入ってはいけないことのような気もする。 二人の間にそう感じさせるだけの、 張りつめた空気があった。
使い回しキャラ
マリアムはそう言って立ち去ろうとしたが、 ふと足を止めると振り返り、 ガストにこう訊ねた。
使い回しキャラ
ガストはその問いに、笑っているような、 泣いているような…そんな複雑な表情で答えた。
使い回しキャラ
♠ MEIKO side ~イレギュラー王国「酒場」にて~
使い回しキャラ
ヨークがそう言って勧めてくれたお酒を 私はやんわりと断った。 父さんを殺された日以来、 私はお酒を美味しく飲めなくなっていた。
あんなに大好きで、毎日飲みすぎて、 父さんを道ずれにして酔わせて、 弟たち3人を呆れさせていたお酒。
いつかまた、このお酒を美味しいと 思える日が来るのだろうか?
使い回しキャラ
Rin.
横から金髪の幼い顔立ちをした少女が口を挟む。
使い回しキャラ
Rin.
リン、と呼ばれた少女は1歩あとずさる。 彼女に飲ませるのは辞めておいた方がいいだろう。 この前、試しに飲ませてみたら1杯だけで すっかり酔っ払ってしまい、泣きながら 愚痴を永遠と聞かされることになったからだ。 父さんもそうだったが、リンも酔うと 泣き上戸になるタイプらしい
Rin.
大商人キール=フリージス。彼は王宮から 釈放された後、賽ノ国にいる知り合いの 商人の元へ、家族共々身を寄せている。 音ノ国の屋敷 は焼けてしまったが、 財産の持ち出しには何とか成功したようだ。
リンは、フリージス夫人の使用人をしていた娘だ。キールとは彼女を通して連絡を取っていた。 そして今日、ようやく物資援助の協力を 取りつけることに成功したのである。
使い回しキャラ
ヨークがそう呟く。キールと接触出来たのは幸運と 言う他なかった。『フードの娘』と呼んだあの子… 彼女がキールの軟禁中にコンタクトを 取ってくれたことが大きかった。 ともあれ、これで物資の心配は無くなったわけだ。
Meiko.
Rin.
黙って俯いてしまった彼女。 しばらくの沈黙の後、リンが口を開く。
Rin.
Rin.
Rin.
ゆっくりと彼女はそう言った。 その目は涙で溢れている
Meiko.
Rin.
Meiko.
Rin.
Meiko.
Rin.
そう言った後、彼女はぎこちなく微笑んでみせ、 酒場を出ていった。彼女を責めることはできない。 人にはそれぞれ、役目というものがあるのだから。
this is MOB
突如、酒場のマスターの悲鳴が店内に響く。 奥の座席でマスターと客が どうやら揉めているようだ。
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どうやら二人組の客__ 無精髭を生やしたいかつい男と、 背の低い痩せた男だ___ が飲み代を踏み倒そうとしているようだ。 二人とも、その見た目に似合わない 大層立派な鎧を着けている。王宮の兵士か?
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無精髭の男は偉そうに語り、 痩せた男が、ニヤニヤと笑いながら後に続く
Meiko.
私がそう呟くと、ヨークがムッとした表情で こう、口をはさんできた
使い回しキャラ
Meiko.
_ドコッ
鈍い音がしたかと思えば、マスターが腹を抑え、 その場にうずくまっていた。無精髭の男が マスターの腹を思い切り蹴り上げたようだ。
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酒で紅潮した顔に、下卑た笑みを浮かべ、 酒場を出ようとする2人組。
使い回しキャラ
2人組の前に立ちはだかろうとするヨークを 私は苦しながらも止める。
Meiko.
使い回しキャラ
Meiko.
使い回しキャラ
Meiko.
使い回しキャラ
握りしめた拳を震わせながら、 ヨークは悔しそうにしていた。 幸い、マスターは大した怪我はしていないようだ。 私たちは飲み代を払うと、外に出た