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夢小説注意
題名:花と肺
貴方が咲いた
だから死んだ
愛菜
春千夜
愛菜
もしかしたらのお話
排水口の臭いが漂う路地裏
血と鉄の匂いを纏う彼に 手をやったのは1人の女だった
愛菜
春千夜
愛菜
花みたいな匂いのする彼女
肺にまで纏わりつく存在だった
春千夜
これが俺と彼女の出会いだった
愛菜
春千夜
何度か彼女を突き放そうとしてもいつも目が合った
何故かを聞いても 毎回のように帰ってくる返しは……
愛菜
春千夜
愛菜
彼女は嘘が得意だ
こうして何度か言葉を交わし
互いに互いを許すようになった
愛菜
春千夜
でも名前は互いに知らなかった
知らなかったはず
ある日
愛菜
春千夜
愛菜
春千夜
愛菜
春千夜
愛菜
春千夜
彼女の笑顔はまた別物らしい
別れは早かった
春千夜
春千夜
春千夜
愛菜
愛菜
彼女の口は酸っぱかった
愛菜
春千夜
愛菜
愛菜
春千夜
愛菜
俺は選ばされる側らしい
涙の音と彼女の口調が混ざって聞こえた
春千夜
明日提出の抗争の書類を机にぶちまけて
テレビをつける
春千夜
テレビにはビシッと決められたスーツに
ついさっきの笑顔と真逆な別人の彼女がいた
テレビに向かって 俺達の事を報道していた正義の味方として
春千夜
元々初めから彼女はいなかった
春千夜
俺が枯れた
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