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……か…
カフカ
……ふか
カフカ
カフカ!!
カフカ
保科
保科
保科
あれ、俺いつの間に寝落ち…? あ、そうか、昼間の過度な筋トレでバテてそのまま資料室に来て……
カフカ
そんで寝ちゃったんだ!!!! ここで1時間半も!!!
カフカ
保科
カフカ
き、気まずい…、 ものすごく気まずい!!!
カフカ
カフカ
あんなことがあった後じゃ、どう接すればいいかわかんねぇんだけど…
保科
カフカ
保科
カフカ
カフカ
保科
保科
カフカ
副隊長は、自分が少し気を紛らわそうと再び手を動かして 手早くまとめていくノートを頬杖つきながらジ……と隣で見つめてくる
カフカ
保科
カフカ
保科
カフカ
保科
ス…
カフカ
保科
保科
そう言って、俺の手に指を絡ませる
カフカ
保科
カフカ
指を挟み、それは明らかに意図のある動きで上下に擦ってくる
カフカ
保科
保科
この人ったら─────!!
カフカ
保科
カフカ
保科
カフカ
正直、こんなセクハラ紛いなことされ続けたら耐えられない 胸がドキドキして、余計この変なモヤモヤが煩くなる
カフカ
保科副隊長のことが 好きなんだ
保科
保科
カフカ
保科
カフカ
カフカ
カフカ
保科
…………あ。
カフカ
冗談やなくて?
カフカ
カフカ
保科
保科
ニコニコでそう聞いてくるけれど、感情が読み取れない
カフカ
保科
カフカ
スリ…
突然項をつー…となぞられ、ぞわわっとした妙な感覚が走る
カフカ
その声を聞いて驚いたのか、副隊長は目を見開いて固まった
保科
保科
カフカ
保科
めちゃくちゃ笑われてる…!!?
カフカ
保科
保科
カフカ
そんな笑わなくてもいいだろッ こっちの気も知らないで!!!!
保科
カフカ
保科
カフカ
副隊長はまだ笑いを堪えながら 俺の顔を見下ろす 不思議と、柔らかい笑顔だった
保科
保科
平気そうな反応が無性に恥ずかしくて、ムッとしてしまった
保科
保科
なで…
カフカ
保科
バタン…
カフカ
カフカ
あの人のことだから深い意味で言ったわけじゃないんだろうけど 俺にはそういう意味でしか………
カフカ
カフカ
それにしても今日は、指絡まれたり 頭撫でられたりしてきた…
カフカ
カフカ
あれが俺だけだったらいいのに
カフカ