失った"もの"

地雷さん回れ右 通報('ω'乂)ﾊﾞﾂｰ 死ネタに走り出すかもしれない (正確には1回死んでる) BL入れるかも (そのうち) 主人公はみんなよりのなろくん (出来ないかも) ご本人様とはなんの関係もございません

正直全くなかった

普通に話せているし動くことも出来る

ここに来た経路や道のりは忘れてしまったが心身ともに問題は無いように感じた

肌は雪のように白くスベスベであざ1つなく、ニキビもないしホクロもなかった

心だって鋼のように硬いし悪口を言われても傷一つつかない自信があった

まるで人形のような

それのどこが？

灰色髪の子は呆れていた

"ジンカク"を失う前の僕は随分と愛されていたのだなと実感する

そんな大切な人たちを困らせるなんて僕はどれだけ……

そう言いずらそうに白髪はきり出した

僕はショックを受けた

無意識・無自覚になっていたことに対してでもあるが

そういえば色々とおかしいところはあった気がする

あくまで気がするだけだが

ショックを受けている僕に灰色髪の子はさらに追い討ちをかける

そうにやにやしながら言っていた

人のココロはまだわかる

白髪は僕が"ジンカク"を思い出せないのを見てイラつくフリして心配しているし

灰色髪の子は時々煽るようなことを言っているがココロの中は怒りと不安に満ちている

そこら辺は理解してるつもりだし行動から分かる

また茶番が始まった

ネタがなくなったりしないのだろうか

まあ灰色髪の子がボケでできてるような子だからネタが尽きるのはまだまだ先そうだ

確かに色々あったせいで名前を聞くのを忘れていた

色々の原因が多分白髪だったので睨んでやった

まああの反応からするにわからなかったらしい

変なとこで鈍感なやつだ

あれじゃ恋愛とかもしたことないだろうなと勝手に思い込むことにした

白髪がスマイリー 灰色髪の子がねあ

何故なのだろう

これは神様のいたずらか

必然か

いずれにせよ僕は

そう微笑みながら名前を名乗ったのだった

to be continued