この作品はいかがでしたか?
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ごろごろしているミルキー
ごろごろしているミルキー
ごろごろしているミルキー
ごろごろしているミルキー
赤side
俺が橙くんに会ったのはお互い7歳の頃
赤 小さい頃
使い回しの悪い研究員の人
赤 小さい頃
俺は物心ついた時からこのクソみたいな場所にいた。 普通人からは生えない犬耳と尻尾。黄色と紫色の憎らしいオッドアイ。毎日自分が気持ち悪くて仕方なかった。 でもそれよりも辛く苦しいのは 気絶するまでの死にたくなるような実験。 もう嫌だった
使い回しの悪い人
赤 小さい頃
苦しい、辛い、もう生きてなんかいなくない、死んでしまいたい 俺が考えることはいつも同じでこのまま眠りにつく
???
はずだった
赤 小さい頃
???
橙 小さい頃
橙 小さい頃
赤
赤 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
橙 小さい頃
そこで俺はハッとする。 何か言われるだろうか? 今まで同居人はいなかったから普通の人はなんて言うだろう 研究員の人は 「気持ち悪い」 その言葉をずっと言われ続けてきた そうだ今までそうだったんだからきっと彼もそうだ そう思って目をぎゅっと瞑る。
橙 小さい頃
橙 小さい頃
赤
橙 小さい頃
赤 小さい頃
いつのまにか溢れるぐらい涙が出ていた。 嬉しい。 気持ち悪い自分をこんなふうに触りたいって言ってくれることが嬉しい
赤 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
橙 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
誰からも認められなかった俺がほんの一瞬の言葉で今までの全部が認められたような気がした だって君があんまりにも真剣に俺に伝えてくれるんだもん あぁでも困ったな 涙が止まらない
橙 小さい頃
赤 小さい頃
ギュッと暖かく抱きしめてくれる彼、俺はすっぽりからの体に収まりその温もりに眠くなってしまった 。
それから俺は彼にすっかり心を許してしまった。 彼もだいぶ俺を見て大事に思ってくれた お互いがお互いの癒しということが自覚できるこの関係が大好きだった。
赤 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
赤 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
橙side
使い回しの悪い研究員の人
なんかよう分からん事を話し続ける。職員。 早く終わらして赤と喋りたい。 初めて会った時に赤は全部話してくれて俺に辛い事を一緒懸命に話してくれた優しい子。 赤といることが最近楽しい。 いつもの痛いことは早う終わらせたい。
使い回しの悪い研究員の人
ようやく喋り終わったのかくるっと回っていつもの部屋から俺を連れ出そうとする担当の人。俺は黙って着いていく
コツコツと担当の人の足音と俺の足音だけが廊下に響く。 そういや俺この廊下初めて通ったなとか このこと赤に話したろうかな とかそんなことばっかりをぽやーと考える そして担当の人と動物実験室という場所に一緒に入った
赤side
使い回しの悪い人
使い回しの悪い研究員の人
使い回しの悪い人
使い回しの悪い研究員の人
橙 小さい頃
赤 小さい頃
そこにいたのは紛れもない 今会いたいと願った橙くんだった
それから俺たちは実験で兄弟の様な関係になった。 俺たちは部屋に戻ってからすごく今までにないくらいに喜んだ。 でもそれから橙くんはよく眠る様になり、俺は戦闘訓練を受ける様になった。 俺は強くなったり、橙くんに話すことがいっぱい増えた。 でもそこから一年たったある日 俺は遂に出荷されてしまった。
赤 小さい頃
使い回しの悪い研究員の人
赤 小さい頃
赤 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
橙 小さい頃
橙 小さい頃
赤 小さい頃
君が悲しそうに笑うから一生懸命に頑張るって俺に話してくれるから俺は頷いた。
橙 小さい頃
赤 小さい頃
橙 小さい頃
赤橙
こうして 俺は貴族様達の所へ出荷された。 俺は貴族様達のご飯兼護衛として側にいた。 俺は橙くんとの約束があるから 厳しい訓練にも、痛い吸血行為にも耐えれた。 15歳になった時
使い回しの悪い人
赤
使い回しの悪い人
使い回しの悪い人
赤
どうでもいい 橙くんを助けるために強くなって早く助けてあげるんだ。 そのために俺は紫を暗殺する
???
赤
???
紫
桃
黄青
黄青
黄
青
青
黄
紫
桃
黄青
紫
正直言って どうでもいい。どうせ殺すのだから。 俺はただそこの暖かそうな空間をぼーっと見つめていた。 いいな、早く終わらして橙くんに会いたい。
黄青
赤
黄青
桃
紫
黄side
赤が来てから一年たった。 赤はすっかりここに馴染み心を少し許してくれている。 そんな気がする。 僕は赤が好き、でもそれは青ちゃんも同じようなことで初めて会った日 紅く、黒いメッシュの入ったサラサラな髪、力を入れたらすぐ折れてしまいそうなすっぽり僕の腕に収まる体、少し濁った紫と黄色のオッドアイ、 任務を一緒にしてからさらに彼への想いが増えた。 素早く力強く確実な一撃、改善する点を直ぐに見つけては誰かにアドバイスを貰い改善する。
赤
ほら、今だって彼は心を許した様な眩しい笑顔で僕たちの名前を呼んでくれる。 彼が僕らのボスを殺そうとするのを知っていながら、僕は、僕たちは彼に肩入れをする
ごろごろしているミルキー
紫桃
ごろごろしているミルキー
紫
桃
ごろごろしているミルキー
紫桃
ごろごろしているミルキー
黄
青
黄青
ごろごろしているミルキー
コメント
1件
続き楽しみにしてます!