この作品はいかがでしたか?
25
この作品はいかがでしたか?
25
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
戦争から1年がたった今
私は孤独になった
家族も、親戚も、元々住んでいた所の友達も
先生も、好きな人でさえも、私はなくした
そんな中、顔見知り程度だった今私が通っている高校の理事長に拾われた
家の生活費とか、教育費とかは全て理事長が背負ってくれている
そして、高校も行かせてもらえている
花楓
♀
花楓
♀
花楓
花楓と出会って、孤独から開放されたような気がした
花楓が私のことを気遣ってくれたのがきっかけだった
でも、結局は誰かと話さなかったら何も無かったかのような孤独感に苛まれる
モブ
♀
モブ
モブ
モブ
モブ
♀
♀
モブ
モブ
♀
花楓だけじゃなくて、クラスのみんな、学年のみんなが私を受け入れてくれている
ここの地域は空襲の影響がなかったからほとんどの人が死なずに生きていた
だから、私だけが異端だった
でも、花楓を中心に私を救ってくれる
そんなみんなに感謝している
そして……
花楓
♀
花楓
花楓
♀
花楓
花楓
♀
花楓
♀
花楓
♀
♀
花楓
♀
先生
先生が入ると同時にみんなが席に着き始める
そのまま先生が言った「転校生が来ている」という言葉にみんなの顔がワクワクに変わっていた
先生
モブ
モブ
花楓
♀
ワクワクの顔から驚きの表情に変わった
それもそのはず
だって、恋愛に興味を持っている訳でもない私でさえ、この世の人間と思えないほどのイケメンだって思ったのだから
先生
先生
先生
先生
先生
♀
先生
♀
〝頼んだ〟??
頼んだ??
私は何も出来ない
今の私はみんなに支えられて精一杯の私なんだから
でも、
先生
先生
私と同じ境遇
同じ環境のため、私達はほぼ彼と一緒にいることになった
♀
モブ
モブ
花楓
♀
これが、彼との出会いだった
ここから私たちの物語は始まった
#.1 病弱な彼と孤独な私 𝑒𝑛𝑑
( 主˙꒳˙ )
( 主˙꒳˙ )
( 主˙꒳˙ )
( 主˙꒳˙ )
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡600