/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
エレン
起きたか？
萌音
え？
エレン
お前の家だよ
萌音
え、どうして…
エレン
壁外調査中に倒れただろ？
萌音
私が？
エレン
覚えてないのか？
萌音
全然覚えてないの
萌音
確か最後は巨人に襲われて…
エレン
それで倒れたんだよ
萌音
そうなの？
エレン
うん
萌音
（はぁ…また迷惑したなぁ…）
エレン
じゃあ、俺そろそろ行くな
萌音
うん
数時間前…リヴァイとエレンの会話…
エレン
よいしょ
エレン
萌音起きないかな…
エレンは、萌音を部屋に運んでいた。
リヴァイ兵長
エレン、後は俺が運ぶ
エレン
いや、大丈夫です。
リヴァイ兵長
そうか
リヴァイ兵長
………
萌音
私よく倒れるな……
リヴァイ兵長
萌音、起きたか？
萌音
え？誰？
リヴァイ兵長
分からないのか？
萌音
どなたですか？
萌音
（え、誰？）
リヴァイ兵長
リヴァイだ
萌音
リヴァイ？
リヴァイ兵長
萌音、本当に分からないのか？
萌音
なにを言ってるんですか？
萌音
私たち、今初めて会ったのに…
リヴァイ兵長
っ！！
リヴァイ兵長
（なんで萌音が俺の事知らないんだ…？！）
リヴァイ兵長
じゃあ、な…
萌音
さっきの人誰だったんだろ…
8分後…
リヴァイ兵長
おい、ハンジ
ハンジ
ん？何？
リヴァイ兵長
萌音が頭とかぶつけてないか？
ハンジ
頭？ぶつけてないよ
ハンジ
倒れただけだよ
リヴァイ兵長
そうか…
ハンジ
なんでそんなこと聞くの？
リヴァイ兵長
萌音が俺の事わからないんだ…
ハンジ
えぇっ！！
ハンジ
どういうこと？
リヴァイ兵長
萌音が俺に「誰ですか？」って何回も聞くんだよ
ハンジ
え？嘘でしょ？
ハンジ
演技じゃないの？
リヴァイ兵長
何度聞いても同じことしか言わない
リヴァイ兵長
それに、そんな嘘つかないだろ？
ハンジ
ちょっと私が行ってくるよ
リヴァイ兵長
ああ…
コンコン
萌音
はーい
ハンジ
萌音入るよ
萌音
はい
萌音
どうしたんですか？
ハンジ
萌音、リヴァイのことが分からないの？
萌音
え？リヴァイ？誰ですか？
萌音
あっ、もしかしてさっき来た男の人ですか？
ハンジ
嘘だろ…
萌音
なんでですか？
ハンジ
いやなんでもないよ。休んでいてくれ
萌音
はい
ハンジ
(本当にリヴァイが分からないの？)
ハンジ
(もしかして…記憶喪失？)
ハンジ
(いや、でもそんなわけ…)
次の日…
萌音
まだちょっと頭が痛いな…
コンコン
萌音
はーい
ハンジ
萌音、入るよ
萌音
はい
ハンジ
今日はちょっと君にお客さんが来たよ
萌音
私に？
医者
こんにちは
萌音
こ、こんにちは
ハンジ
こちらは、村の医者さんだよ
萌音
医者？
ハンジ
ああ、そうだ
萌音
私別にどこも悪くありませんよ？
ハンジ
ああ、ちょっとした検査をね
萌音
検査…
医者
それではちょっと見るね
萌音
はい…
数分後…
医者
ハンジさん、ちょっと外に
ハンジ
あ、はい
医者
萌音さんの件ですが…やはり記憶喪失ですね
ハンジ
っ！そうですか…
医者
はい
医者
時間が経つのを待つしかないですね…
ハンジ
わかりました。ありがとうございます。
医者
では、さようなら
ハンジ
(記憶喪失、か…)
ハンジ
(萌音には黙っておこう…)
まさかの展開でしたね😫
次回をお楽しみに！！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
