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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ゲームセンターに 入ると

大きいゲームの音と共に

キラキラとした ぬいぐるみの入った台が

私の視界に一気に 広がった

高崎 鈴

はゎー!!

角名

鈴めっちゃ 目キラキラしてる

来るの初めてなん?

高崎 鈴

え、うん

ほな!俺が可愛いもん
取ってきてやる!

そう言うと 侑が1人で どこかえ行ってしまった

ほな! 俺も妹のために
取ってきたる!!

と、治も 同じように どこかえ行ってしまった

高崎 鈴

ぁ、妹じゃないけど
ありがとう…

角名

…なんか双子めっちゃ元気だね

高崎 鈴

テストが終わったからでしょ

気分が少し上がり ふと、口元が緩む

角名

最近、鈴 笑顔だね

高崎 鈴

そう? まぁ…最近は
楽しい…よ

素直に自分の気持ちを言うのが 少し恥ずかしくて 照れくさい

恥ずかしい思いを 隠すように ニヒっと 笑う

パシャ

角名

ナイス 笑顔

スマホを構えた角名が ニコッと笑い

いつの間にか 写真を取られていた

高崎 鈴

ッ?!

高崎 鈴

しゃ、写真…!

角名

よく撮れてるよ

高崎 鈴

ッ!…もう…

高崎 鈴

わ、私も 何か取る

意地悪そうに笑う角名を 無視して

私と角名はゲーセンの 中を歩き回る

色々見て回っていると ふと、目に止まった

高崎 鈴

ぁ、これ…可愛い…

三本指のアームで掴む 台の中に

白くてフワフワしている うさぎのぬいぐるみだ

角名

やってみたら

角名

初めてなんでしょ

その言葉で私は コクリと、頷き

100円を入れる

位置を確認して アームを下ろすボタンを押す

アームは、強くうさぎを 掴み 上へと持ち上げる

高崎 鈴

上がった!

アームが上まで上がった時 その揺れで うさぎは ポロっと、落とされた

高崎 鈴

あー、こんなに難しいんだ…

すると角名が横から100円を 入れて、ボタンを押す

アームはうさぎを掴み 上へと持ち上がる

そのまま出口の方えアームが 動き、出口へとうさぎは落とされた

高崎 鈴

わ!!凄い!!

角名

鈴 下手すぎ

ははっと笑って うさぎを私に差し出す

高崎 鈴

え…

角名

鈴、欲しかったんでしょ

高崎 鈴

でも…

角名

鈴の為に取ったみたいなもんだし

高崎 鈴

ッ!!

その言葉に ドキッとして 少し震える手で うさぎを受け取った

うさぎを抱きしめ 私は、一気に熱くなった顔を

隠すように ぬいぐるみに うずめて、お礼を言った

高崎 鈴

ぁ、ありがとう…!

一方

双子の方はというと

くっそー!!

全然取れへんやん!

なんやねん!これ!

下手くそやな

ちなみに俺は 飴ちゃん
取れたで

うっさいねん!

宮侑が一目惚れした 女

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コメント

8

ユーザー

よっしゃぁぁ今商品になるの無理やったから自作のぬいぐるみ置いたら 貰ってくれたしハグしてくれたぁぁぁぁあ 今日命日かな?

ユーザー

あれれ〜?鈴ちゃんなんか慣れてきてるね〜侑たちに笑顔見せるの〜

ユーザー

あ、飴…ちゃん?可愛いかよ!いや、可愛いよ!

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